あげ足ばかり取っていない?
子供おばさんは、表面的な言葉にばかりとらわれ、人のあげ足をとりがちです。それによって、損しているかもしれませんよ?
例えば、映画『アナと雪の女王』の「Let It Go」の歌がヒットしたことから、「ありのままでいい」という言葉に励まされた人も多いことでしょう。
でも、子供おばさんの中には「ありのまま」という言葉にばかり囚われて、「ありのままではダメよ」と反論する人もいます。「ありのままではなくて、お洒落をしないとダメよね」「ありのままの自分を受け止めてなんて、甘いわよ」と。
でもこの歌で言っている「ありのまま」と、子供おばさんが指している「ありのまま」は、意味が違うのです。
実際は「ありのまま」という言葉に対する解釈が違うだけで、言っていることは同じなのです。
「ありのまま」に込められたメッセージとは?
この歌詞のように「ありのままでいい」と言っている人の「ありのまま」は、「自分の本質」(=自分の存在そのものや、努力では直せない根本的なもの)を指しています。
つまり、ここでは、ありのままの自分の存在を認め、劣等感は捨てて、“もっと自分を肯定しましょう!”というメッセージが込められています。
逆に「ありのままではダメ」と言っている人の「ありのまま」は、「怠惰でいること」を指しています。
本質ではなく、自分次第で直せることは直していこう、ということ。例えば、不潔にしていないで清潔感を出したり、人に優しさを持つなど、もっと自分を磨きましょう、みたいなことです。
つまり、「ありのままでいい」と言っている人も、「ありのままではダメ」と言っている人も、最終的には同じこと=「もっと輝きましょう!」と言っているんですよね。
自己肯定することで(=ありのままでいい)、輝いている自分のことをもっと好きになるし、 逆に輝く自分になるために、自分磨きをすること(=ありのままにしない)も必要です。
つまり、雪の女王・エルサが「ありのままで~」と歌に込めた想いは、どうしても直せない欠点は個性として受け入れ、劣等感を捨てて、自分を肯定しよう!であり、 不潔でいてもいいのよ~、意地悪な性格なままでもいいのよ~とは、決して言っていません!(笑)
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