寂しさを埋めるために、セックスを繰り返してしまう
「一瞬でもいいから誰かに抱きしめられる感覚が欲しい」は、セックス依存症の人によくある心理状態だとも言えます。
実際の相手の気持ちは置いておいて、状況としてはとても近い距離で、自分だけを見つめ、抱きしめられている。この状態には、女性の心を満たす条件が揃っています。
この瞬間の愛されている感覚が欲しくて、心の繋がりがないと分かっているのにセックスだけの関係を繰り返してしまう女性は結構いると思います。
セックスの最中は心も身体もとても満たされた気分になるのに、終わった後に寂しさ、虚しさが大きく押し寄せてくる。
そして、その寂しさを埋めるために、またその相手とセックスをしてしまう。
つまり、セックスが快感だから、相手のことを愛していてより知りたいからというよりも、寂しさを埋めるためにセックスを繰り返してしまうのです。
何度も言いますが、男性にとっても女性にとってもセックスは大切なものです。
特に、女性は「セックスを脳で感じる」とも言われています。
つまり、身体の気持ちよさだけが、女性をセックスしたい気持ちにさせているのではなく、抱きしめられている安心感、自分だけを見つめてくれている独占感など、気持ちが満たされることに、身体的な気持ちよさが加わったものが女性のセックスの喜びなんだそうです。