あえての行動でレア感が出る

「今日は楽しかったです」「今日はありがとう」など、どのような文面であったとしても! 自分からLINEを送ると、どうしたってそこに「計算している感」が漂ってしまいます。「楽しかった」という感想や、「ありがとう」というお礼を大義名分にして、「さあ、次はいつ会えるのか?」という話題に持ち込もうとしているぜ……と男性側に察知されるということ。

まぁ確かに、次へと繋げるために送ろうとしているので、そういう意味では「その通り!」ではあるのですが、計算している感は伝わらないほうが良いでしょう。男性側を興醒めさせちゃうので。

デート後にあえてLINEを送らないとなると、「ご馳走になっている場合、礼儀知らずとジャッジされるのでは?」と不安になる女性もいるでしょう。その点に関しては、バイバイする時丁寧にお礼を述べておけば大丈夫です。「ものすごく美味しかった、ご馳走様でした」を対面できっちり伝えておけば、LINEで改めて礼を述べずとも、ちゃんと男性側の記憶には残るはず。

ミカコちゃんが思うに大半の女性はデート後、何かしらのLINEを送っていると思うのです。だからこそ、あえてLINEしないことで、そこに「レア感」が爆誕します。「あれれ、女子から必ず送られてくる『楽しかったですLINE』が来ないぞ」と。その新鮮さが、貴女サマへの興味関心に繋がることでしょう。

ラリーに繋がる魔法の言葉

もし、どうしても何かしらのLINEを送りたいのであれば、「そういえば……」が魔法の言葉だと思っております。「そういえば、さっき食べたハンバーグに乗っかっていた目玉焼き、めっちゃ美味しかったね」など、デートの振り返りとか。「そういえば、題名が思い出せないって話した映画は『変な家』だった!」など、自らの発言の補足とか。「そういえば、〇〇君って絶叫マシンは平気?」など、相手への唐突な質問とか。

王道の「楽しかった」「ありがとう」ではなく、「そういえば……」と別の方面から攻めることで、レア感を演出し、ラリーに繋げてゆきましょう。

Text/菊池美佳子