女子会に乗じる方法もあり

本題に入る前にちょっとだけ余談です。ミカコちゃんが若かりし頃、半同棲状態だったセフレ宅で『ライアーゲーム』を観ていたときのこと……。セフレ男性・K君のケータイが鳴りまして、着信相手は職場の同僚女性でした。なんでも学生時代の女友達数名で女子会をしているさいちゅうとのこと。んで、電話の用件は何かと申しますと! 

「カラオケの点数が1番低かった者が、皆の前で好きな人に電話をかける罰ゲームに負け、かけさせてもらいました」と。これって要するに、その同僚女性はK君のことが好きってことですよね。電話を切った後、K君はたいそうご満悦でした。電話を切る際は、「おう、そりゃタイヘンだったな」と、平然を装っていましたが。

上記エピソードを参考に、架空の女子会(カラオケ大会)をでっち上げ、罰ゲームとして告白電話をかけるって方法もアリかもしれません。しかし、男性の性格によっては「俺を罰ゲームのダシにするとは!」と不愉快に思われる危険性大。K君のように単純な性格ならノープロブレムなのでしょうけど。

酒のチカラを借りて宣言しよう

そこで酒のチカラを借りましょう。『酒の中に真あり』って言葉もあるくらいですからね。酒を飲むと脳がマヒするので、普段は「恥ずかしい」という理性で制御している「好き」というキモチも出やすいはず。

流れとしては1杯目の段階で、「伝えたいことがあるんだけど、普段は恥ずかしくてなかなか言えないから、今日は酒のチカラを借りようと思う!」と宣言すること。この宣言によって、酔ったノリで言っているわけではないことが明確になります。加えて、「これは十中八九、愛の告白だな!」と、よほど鈍い男性を除いては察してくれるでしょう。

さあ、今すぐ意中の男性と飲み屋に駆け込もう! 

Text/菊池美佳子