最近、個人的に性のアンケートを取っていて、女性がどんな悩みを抱えているのかを調べています。性交痛やイケない悩みが多い中、気になったのは「ベッドイン中に夢中になれない」という声。全然関係ないことが次々と頭に思い浮かんだり、自分が相手からどう見られているのかが気になったりして気が散ってしまうそうです。実は、これは世界共通で昔からよくある話で、解決方法もいろいろあります。
夢中になれない…解決方法
①余計なことが浮かんだらポイ
「明日は朝から会議だから早く起きなきゃ。まだ終わらないのかな」「この人すっごい興奮してるなぁ」など、関係ないことが頭に浮かんできて妙に冷静になってしまう場合には、それを窓からポイッと捨てるようイメージしてみてください。マインドフルネス(瞑想)を取り入れるのも有効だと言われています。マインドフルネスを実践すると、体の感覚だけに没頭できるようになるそうです。
②遠慮を捨てる
「今変な顔になってないかな」「こんな可愛くない声を出してたら嫌われてしまう」と、相手からどう思われているか気にしすぎる場合は、一旦自己中になってみましょうよ。今だけは自分が楽しめればいいと振り切ってみても嫌われませんから。
③集中しやすい環境づくり
妊娠や性感染症に対する不安が原因で集中できないのなら、相手と話し合い、避妊方法を一緒に学んだり性感染症の検査を受けたりすることで改善できる可能性があります。集中しやすいように部屋の環境を整えるのもいいかもしれませんね。周りに気を取られないよう生活感のある場所との間に仕切りをつけたり、ムードのある照明に変えたりするのもおすすめです。
パートナーの協力が得られる場合は、セックスセラピストの力を借りるのもいいですね。「センセート・フォーカス法」という、パートナーと体に触れ合って感覚を研ぎ澄ませていくトレーニング法など、昔から実践されている方法もあります。
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