これは、フランス人に限ったことではありませんが、女性の扱いに慣れていたり、猛烈にアタックしてきたり、ということが外国人男性にはよくあることです。
そういう日本人男性と違う男性らしさに、日本人女性は簡単に酔いしれてしまいがちです。それはそれで素敵なことなのですが、以下要注意！

「彼は他の女性にも同じことを平気できるのか？しているのか？」
「日本人女性が簡単に落とせると知っているのか？」
「お金や身体目当てではないか？」
ということをしっかり観察しなければいけません。
それは日本人男性でも同じことですよね。

彼のことをしっかり観察する、ということとプラス自分との相性も考えなければいけません。
金銭感覚なり家族との関係などなど、お互いの価値観が違いすぎる人とは一緒に生活することは難しいと思います。
そこで、最低一年ほど同棲することをおすすめします（できれば彼側の国で）。
結婚する前に同棲するなんて、と親に反対されたとしても結婚してやっぱり合わなくて離婚になるよりはずっといいと思います
（結婚して早いこと離婚する日仏カップルは少なくありません）。

また、日本で出会った外国人の彼であっても、彼の国に戻ってしまえば別人の様になってしまうことはよくあること。私も日本やお互いにとっての外国で出会った友人なり恋人が、彼らの国で再会したらその国の人に変わってしまった（戻ってしまった）というのは、本当にあることなのです。
私もアメリカで出会った韓国人の彼氏を追いかけて彼の韓国の実家へ行ったとき、あまりの彼のマッチョ変貌ぶりに驚いたことがありました。
もちろん、彼のお母さんが偉大なパワーを持っていることも知り「結婚は難しいかも」と、結婚する前に気づいたのでした。

こんな風に、相手のことをじっくり観察させてもらうことも大切ですが、外国人のパートナーとうまくいかなくなってしまうパターンとして、彼がどうのというよりも、日本人女性側に問題があって離婚を迫られるということもあるようです。

Text／中村綾花