マスターベーションする人もいるし、しない人もいる。どちらも自然なこと

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─開発チームは全員女性なのですか?

女性4名を中心に開発しました。
金型の図面やモーターの設計などは専門の男性スタッフに協力頂いた部分もありますが、ブランドコンセプト、デザイン、使用感等はすべて女性スタッフの主導で開発しました。

─男性社員と女性社員の間で意見がぶつかることはなかったんですか?

もちろん男性社員にもirohaをよいものにしたいという強い熱意があったので、時には意見がぶつかることもありましたね。
とくにコンセプトの部分では相違がうまれました。
TENGAのブランドでは「性を表通りのものに」というコンセプトの元、「マスターベーション」を堂々と語ることでマスターベーションを一般的にしてきたので、「もっとマスターベーションを楽しもう!」という風に打ち出したほうがいいのではという意見もありました。

しかし、女性スタッフとしては、もっと女性の感情に寄り添った「マスターベーションする人もいるし、しない人もいる。どちらも自然なこと」といった優しいコンセプトの方が女性に受け入れられやすいだろうと考えていたので、そういった相違はありましたね。

もしかしたら10年~20年後には「もっとマスターベーションを楽しもう!」と女性に打ち出すほうがしっくりくるかもしれませんが、現代の多くの女性からすると距離を感じるのではないかと思います。

─女性同士ならではの開発秘話を教えてください。

言葉だといいづらい部分を共有するために、人形をつかって「ココにこうやって当てると気持ちよかった」というように共有したりしました。

ちまたで言われている「ぶっちゃけガールズトーク」という感じではなく、あくまで仕事としてなので、とても真面目な雰囲気でした。

【つづく】
次回はとうとう最終回。iroha広報さんが語るオススメポイントをご紹介します。お楽しみに!

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Text/AM編集部

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