AM読者のみなさまこんにちは、はじめまして。三度の飯ほど恋バナとエロが好きな、AMでアルバイト中の大学生です。
私は大学では、ざっくり言えば「性の多様性」を中心に勉強中です。人間の性というものの無限の広がりを日々感じています。性的なことはよきことなり…。
さて、「性」を学問しようとすると、ある分野が基礎中の基礎として必須になるのですが、何だと思いますか?実はフェミニズム(女性学)なんです。
セクシュアル・マイノリティの研究から男性学まで、性の学問というのは、すべてフェミニズムが培ってきたものがベースになっていると言っても過言ではありません。
で、フェミニズムってなんなのさ
去年の夏頃に、AMでもoyumiさんの連載でフェミニズムの記事がありましたね。この頃よく聞くけど、フェミニズムって結局のところなに?というお話でした。年末には、ワイルドワン広報Yukaさんの連載でもフェミニズムが掲げる平等についての記事が出ました。どちらも素晴らしい記事なので、是非とも読んでみてください!
両方とも、フェミニズムって…?が出発点でした。実際のところ、わからなくなるのは当然だと思うんです。だって、フェミニズムって何かひとつの国際的定義があるわけでもなければ、フェミニスト全員が同じ考えをもってもいないから。
じゃあ何を共有しているの??と聞かれれば、シンプルに「女性として生きる人間が、女性であるが故に人生を制限されるのはおかしい」という思いじゃないでしょうか。
また女性に限らずとも、「○○だから多少生きづらくても仕方ない」という社会の空気は男の人でも性的マイノリティでも、障がい者でも誰に対しても抑圧としてはたらき得ます。
そういう社会的な抑圧の中でも、特に女性への圧力に対する抵抗、というのが私なりのフェミニズムの認識です。
“私なりの”と言ったように、女性の数だけフェミニズムがあったっておかしくはないです。なんなら同じ人でも、本を読んだり誰かと話したりするうちに変わることだってあります。
私のなんて細かい部分はもはや日替わりランチ。
だから、あまりカッチリ固まったものをイメージしなくて大丈夫だと思います。とりあえずぼんやりでいい(はず…?)なのです。
これは、極端に言えば「みんなフェミニズムで、みんないい」となるところ……
なんですが、いくらぼんやりしているとはいえ、私は「みんないい」と言い切ることに関してはどうもスッキリしません。
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