フェミニズムって正直わからない。「解放と平等」のために戦った女たちの話

こんにちは、彼氏いない歴7年目を迎えるoyumiです。

たまには真面目な話もしたらどうかしら?ということで、日本のよき作品とともに女・男について語るつもりだったのですが、その前にそれを語る上で必要な知識や考え方を今回は書いてゆこうと思います。

フェミニズム
今ではよく耳にするようになりましたが、正直この「フェミ」の部分がなんなのか正直よくわからない人がほとんどではないでしょうか。
近頃の荒れっぷりを見ると、わからないので自分には関係ありません!でスルーすることができなくなってきたように思えます。

広辞苑をひらくと、

「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、性差別からの解放と両性の平等とを目指す思想・運動。女性解放思想。女権拡張論」

と書かれています。
こんなものを読んでもよくわかりません。Appleをりんごと訳せばみんなが当然のように納得しますが、フェミニズムは上のように訳されても解釈違いで議論が起きます。

まずはフェミニズムという言葉は置いといて、「解放と平等」のために正義を勝ち取った、個人的に好きな勇気ある女たちの話を紹介してみます。
※これはフェミニズムとして語られている話ではありません。読んでみて素直に感じて思ったことが自分の中にある思想だと考えてみてください。

「解放と平等」のために戦ったラジウム・ガールズ

ラジウムガールズ

世界を変えた女たちとして今回紹介するのは「ラジウム・ガールズ」です。別名ゴースト・ガールズ。ゴーストバスターズじゃないですよ。
彼女たちは、全ての働く人間たちを守る正義を勝ち取ることに成功した、歴史に名を残すべき人物なのです。

問題が起きたのは1920年代から1930年代のアメリカ。女性が社会でやっと職を得るようになってからの時代です。
戦争が始まると、貧しい労働者階級の女たちは大きな工場でラジウム入りの塗料を時計の文字盤を塗る仕事をはじめました。
なんと文字盤を塗るだけで他の工場の3倍ものお給料がもらえるため、当時はみんなが憧れる職業だったようです。確かに憧れますねえ。

ラジウムガールズ

ところで、ラジウムとは一体何なのか?
これは暗闇の中で発光する性質を持った金属です。
暗いところだと薄緑のような光を放ちます。見たことがある人もいるんじゃないでしょうか。
それを時計の文字盤に塗ることによって、暗いところでも何時なのか確認することができるわけです。

ラジウムは光の他に、放射能も放ちます
放射能とは目には見えないものです。医者の力でもどうすることもできないらい身体がおかしくなって、最悪は死んでしまうようなおそろしいものです。(原爆で亡くなったり苦しみながら生き続ける人がいたのは、放射能をたくさん浴びてしまったから。というのは歴史の授業で学んだかと思います)

ラジウムによるおそろしい健康被害が…

この仕事によって彼女たちは大変な被害にあうことになりました。
彼女たちは文字盤に塗料を塗る際、細い筆で細かな作業をするので筆先を舌先で舐める習慣があったそうです。日に250〜300個も塗るので、それを毎日するとしたら塵も積もれば山となる、です。

ラジウム広告 (引用元:cosmetics and skin

そんなおそろしいものにも関わらず、当時は健康にいいと信じられていたので、ラジウム入りの歯磨き粉や化粧品、食品などが世に出回りました。歯やまぶたを光らせるために化粧品感覚で塗っていた人もいたようです。
自らの体を光らせる女たちは「ゴースト・ガールズ」と呼ばれました。

しかし健康にいいと言われていたはずが、1人の女工が徐々に症状に苦しめられ死に至りました。彼女の名前はモリー・マッジャ。
医者は原因がわからず、「梅毒」だと死亡診断書に書きます。わからないとはいえ、性病だと決めつけられるのは胸が痛むものです。
こういうことは彼女に限った話ではありませんでした。“そういう”世の中だったのです。
雇い主である企業側は、健康に害があることを知っている上でそれを隠蔽していました。余計にいたたまれません。

そこで立ち上がったのはハリソン・マートランドという1人の優秀な医師でした。
彼のおかげで、亡くなった女性の原因がラジウムにあることが証明されます。