素の自分を好きになってくれる人を
――浪人やダンス、美容など努力家なイメージもありますよね。努力のモチベーションを保つ秘訣を教えて下さい。
- 濱松
-
ダンスと美容は好きなので、どれだけ頑張っても努力してる意識がないんです。でも、勉強はけっこう努力が必要かな。浪人中は外に遊びに行きたい気持ちとの戦いで、夏休みとかは我慢できなくて遊ぶことが多かったですね。ただ3日めちゃくちゃ頑張って勉強したら1日はめっちゃ遊ぶ、みたいな絶対に勉強しなきゃいけない雰囲気も作ってました。モチベーションは、ダンスサークルに入りたいってずっと思っていたから、YouTubeで慶應のダンスサークルの文化祭映像を見て、ここに入れたらいいなって将来の指針をイメージしていました。これけっこう大事だと思います。
――ファンが多い濱松さんに、「好かれたい人に好かれるコツ」をうかがいたいです。
- 濱松
-
本来の自分とは違うキャラを作っても自分の負担になるだけってわかっているから、素の自分を出して、嫌われたら仕方ないってスタンスでいます。なので、好かれたい人に好かれるような自分を作ることがもったいない。コツは素の自分を「いいな」って思ってくれる人を「いいな」って思う目を養うことですね(笑)
――今後はどのような活動をしていきたいと思っていますか?
- 濱松
-
具体的にはないですが、「これになりたいから学生生活をやめる」って道は考えてないです。でも今後、自分の強みを活かせる場があるなら、例えばそれが芸能界なら、入ってもいいなって思ってます。もともと親が芸能界反対だったんですけど、ミスコンで私が頑張ってる姿を見て、「もう自分の好きにしていいよ」って言ってくれて。
――芸能界で親が危惧するようなセクハラにも流されませんでしたもんね。
- 濱松
-
逆に「なんでそこまで強いの!?」って親に言われました(笑)。でも昔から「この子はどういう状況になっても雑草を食べて生きていける」って言われてて。ほんとに生きる力が強い、みたいな。いいのか悪いのか(笑)。
濱松明日香
2019年ミス慶應ファイナリストNo.5。圧倒的な容姿や存在感、Twitterの振る舞いのギャップが人気に。
Twitter: @ask_heart_xx
Instagram:@ask_heart_xx
TEXT/渋谷チカ
Photo/なかむらしんたろう