「本当は行きたく/やりたくなかった」

デートの場所やお店、二人で合意したことからあとから文句をつけてきます。

自分の決断のもと、行動するのが大人ってもの。あとから「本当はやだった!察してくれないのが悪い!」って、言ってて恥ずかしくないか?

もう時間は巻き戻せません。
現時点でどうしようもないことを言うのは、あなたを困らせ、弱らせ、コントロールしたいからです。

「君の希望通りにしてるのに、何が嫌なの?」

そんなこと言われると、自分がわがままかのような気がしてきますよね。

勘違いです。

たとえば、「デートで遊園地に行きたい」と言ったとする。
けれど道中ずっと不機嫌で、現地でも文句ばかり。
そのことに不平を言ったら、コレ。
「君の希望通りにしてるのに、何が嫌なの?」

全部言わなきゃわからないのでしょうか?
「デートで遊園地に行きたい」って
「デートで遊園地に行き(ふたりで楽しく時間を過ごし)たい」ってことでしょう。

巧妙なのが、表むきはこちらの希望が通ってることなんですよね。
でも、希望は遊園地に行くこと、そして楽しく過ごすことです。
それは2つセットなので、全然希望通りじゃない。

あなたをわがままだと勘違いさせ、困らせ、弱らせ、今後コントロールしたいのでしょう。
無視して結構です。

彼に当てはまるかも?と少し不安になったら、以下の記事を読んでみてください。
離婚は体力も時間も消費します。
もし結婚に迷っているのなら、彼のことを友達や親に話したり、少し時間をおいてから決断してください。
それで怒るような彼なら、やっぱりちょっとあやしいと思いますよ。

Text/蟹野かまぼ子

初出:2018.06.24