エロ業界で働く女性の皆さん、元カレに再会したらどこまで語りますか?

官能小説でよくある筋書きのひとつが、同窓会をテーマにしたものです。夫には、もう女として見てもらえないことに不満とさみしさを抱えている人妻が、かつての思い人と再会し、不倫の恋に落ちる……。

実際に数年前、大規模な中学時代の同窓会に出席した際、二次会のスナックの端っこの席で、男女が何やらゴニョゴニョとやっているので何かと思ったら、女性は号泣、男性は必死に慰めているという光景を目撃したことがあります。またあるときは、「高校一年生のときのクラス会」という謎に狭い枠組みの集いに誘われ、「発起人(人妻)の目論見は?」と訝しく思いつつも参加したのですが、恋&再婚活(狙った同級生を落とすことが出来たら、いまの夫と離婚した後、新しい彼と再婚するという壮大な計画)の一部だったということが、後に判明したこともあります。しかも、彼女の企ては見事に成功、同じクラスだった男性を口説き落とし、離婚からの再婚を果たしていた。すごい。

官能小説の中のみならず現実でも、久しぶりの再会に端を発しての色恋沙汰があることは確かなわけですが、実はわたしもつい先日、高校生のときに付き合っていた元カレと、飲み会で再会を果たしました。

飲み会で高校生のときの元カレと再会

彼と付き合っていたのは17歳の頃なので、かれこれ27年前。お互いにずいぶんと変わってしまっていて、彼は老けたし、わたしは太ったし、互いに結婚していて子どももいる。そうなるまでの経過の話、別れてからどういう人生を辿ってきたかを語って盛り上がるのが、再会の醍醐味……のはずが、ちょっと待って、わたしそれ、話せない!

というのも、これまでの人生の話をするとエロの話になっちゃうし、いま現在の真面目な仕事の話をしようとしてもエロの話になっちゃうし、プライベートの話でもエロになってしまう。別にエロの話をしてもいいのだけれども、引かれるor誘っていると思われるの二択になってしまう。