ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、焼き肉が好きな女性って誰?」
担当編集I嬢:「音でホルモンの焼き具合を判断できるようになったらモテますかね」
今週のテーマは「焼き肉デート」です。焼き肉デートしている男女は親密な間柄である……昭和バブル期から語り継がれている有名な俗説と言えるでしょう。ところで、その根拠は一体どこにあるのでしょうか?
パッと思いつくのは、焼き肉デートってほかの食事デートに比べ、圧倒的にカネがかかるんですよね。トリキで支払う額とはわけが違います。なんてったって牛肉ですから。鶏肉よりもお高いのは当たり前! つまり男性にとって、焼き肉デートに誘う女性は、お金をかけたいと思える存在ってことになります。それだけの存在感であれば、そりゃセックスもする仲なのでしょう。でも、「カネがかかる食事デート=親密な間柄」であれば、お寿司デートだって該当するかと思うのですが……。
もしくは、フレンチやイタリアンなどに比べると、お洒落デートとは言えないからこそ……って考え方もあるのでしょう。気取る必要がない関係性であれば、そりゃセックスもする仲だろうと……。でも、「気取らないデート=親密な間柄」であれば、それこそトリキでのデートだって該当すると思うのですが……。
じゃあ、お肉で精をつけるって観点が発端なのかしらん……!? 肉食系って造語もあるくらいなので、スタミナがつくイメージは強いです。でも、「精がつく食べ物=親密な間柄」であれば、ウナギだって該当すると思うのですが……。
七輪やロースターを挟んでの共同作業だからこそ、親密な間柄に発展しやすいって説もありますね。でも、「共同作業=親密な間柄」であれば、お好み焼きとかお好み焼きとかお好み焼きデートだって該当すると思うのですが……。
そしてもっとも有名なのは、ニオイを気にせずキッスできるほどの深い仲って説ですよね。でも、「ニオイが気になる食べ物=親密な間柄」であれば、チーズ盛り合わせだって該当すると思うのですが……。
うーん、どれも決定打に欠けるなぁ……!
「焼肉=親密」と思われる本当の理由
今こそ全ての日本国民に問います。
「焼き肉デートしている男女は親密な間柄」って説の根拠は、一体どこにあるのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「中落ちカルビで胃もたれするのは加齢の影響でしょうか?」とか「ロースなら大丈夫かと思いきや、先日ザブトンで胃もたれ起こしました」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。焼き肉デートしている男女が親密な間柄な根拠は……!?
「先にセックスを済ませたので腹が減っているから」です。
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