食事後にラブホに向かったときの問題点
一般的な男女は、まず食事を共にし、そこからの雰囲気でラブホへ行くか否かの探り合いになります。食事デートが大して盛り上がらなければ、「今日は帰るね」となるでしょうし、食事デートが盛り上がっていれば「もう少し一緒にいたいな」となるでしょう。
「もう少し一緒にいたいな」とラブホへ向かうことになった場合、とある問題が生じます。満腹状態だと、セックスのパフォーマンスが下がるという問題です。そりゃそうですよね、満腹直後に激しい運動をするのは、男女共にしんどい……。ましてやアルコールが入っていれば、さらにパフォーマンスは下がるでしょう。
なので、とっくの昔に親密な間柄を確立している男女は、待ち合わせ早々ラブホへ向かいます。胃袋が空っぽな状態でセックスしたほうが、お互いパフォーマンスが上がり結果として快感が堪能できることを知っているからです。
パフォーマンスの高いセックスにより快感を堪能した男女は、当然のことながら腹が減ります。そりゃそうですよね、腹ペコ状態で激しい運動をしたのですから。そこで、焼き肉のようなガッツリ系で空腹を満たしたくなるのです。これぞ、焼き肉デートをしている男女が、親密な間柄と囁かれる根拠!
親密ではない男女の場合は…
親密ではない男女だと、「いきなりラブホへ向かうのは情緒に欠ける」など、雰囲気を重視して先に飲食店へと向かいがちです。飲食店選びは、「もしかしたらこの後セックスするかもしれない」という理由で、ガッツリ系である焼き肉は回避するでしょう。このロジックでいくと、焼き肉店には親密ではない男女は存在しないことになります。
以上を踏まえ、焼き肉店でデートしている男女は皆、ついさっきラブホでセックスを済ませてきた親密な間柄ってことになります。雰囲気重視ではなく、パフォーマンス重視で先にセックスする……これぞ親密な間柄の証しでしょう。
Text/菊池美佳子
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