なぜヒモパンは男ウケがいいの?

ヒモパンについて語る、その前に! 「色」に関する好みは、それこそ十人十色なので「何色!」と断定するのは不可能です。薄ピンクを挙げる男性もいれば、黒を挙げる男性もいれば、純白を挙げる男性もいます。なので「色」に関しては、男性ウケは気にせずお好きなカラーをどうぞ。色よりも、重要視すべきはヒモです。

ヒモをほどくって、「男の浪漫」なのでしょう。リボン結びのヒモをほどくシチュエーションって、プレゼントにかけられたリボンをほどくときと同じワクワク感を味わえますから。子どもの頃であれば、誕生日やクリスマスのたび、両親や祖父母から贈られるファミコンソフトやプラモデルの箱にかかったリボンをほどく機会が巡ってきます。あの少年時代の懐かしいワクワク感が、ヒモパンをほどくことでフラッシュバックされているかもしれませんね。

さらにヒモパンにはゴムが入っていないので、身体にゴム痕がつかないという最大のメリットがあります。パンツのゴム痕って、男性にとっては地味に萎える視覚情報なはず。その不要な視覚情報が発生しないという意味合いでも、ヒモパンは男性にとって願ったり叶ったりな下着なのです。

そして「新鮮さ」。ぶっちゃけ、ヒモパンを常用している女性は少ないです。なんてったって、「ほどけたら不安」「トイレが面倒くさそう」などのデメリットてんこ盛りなので。つまりヒモパンを穿いている女性は、男性にとって滅多に出会えない絶滅危惧種の稀少動物みたいなもんなのです。絶滅危惧種といえばパンダ! パンダを見れば誰だってはしゃぎますよね。ヒモパンを穿いた貴女は、カレにとってはパンダのように、はしゃぎたくなる存在なのです。

以上を踏まえ、確実に男性ウケする勝負下着は「ヒモパン」という結論になりました。なお、結ぶ際には縦結びにならないよう、お気を付けくださいませ。

Text/菊池美佳子