男友達が結婚する悔しさ 女が一番寂しい時 /はあちゅうが語る女の本音

女が一番焦る時

はあちゅう 本音 結婚 男友達 Marie-Sacha

 週末が来るたびに、友人が既婚者になっていって困る。
困るというかむしろ笑える。
だってあまりにも結婚、結婚って続きすぎて。

 一時期のたまごっちくらい、
私の周りでは、今、結婚がブーム!

 先日、久々に某女友達に連絡をとったら、
「元気ー?」っていうメールに対して
「元気だよ、ところで来年結婚しまーす!」ってカジュアルに返ってきました。なにその罠。
しかも「そういえば、同期の●●ちゃんも結婚、××ちゃんは来週結婚式だけど行く?」
みたいに芋づる式に結婚のニュースを聞いてしまい、
思いがけず地雷を踏んだような気分。
みんな一体どうしちゃったの。

 もう、皆揃って春だなぁなんて思っていた矢先、
とある男友達が婚約したことを風の噂で聞きました。
その時に、むくむくと心に湧いた、妙な感情…。

 その正体が「寂しさ」だということを突き止めて、
私は、女友達結婚のニュースより
男友達結婚のニュースのほうが心にズッシリくるということを悟りました。

 しかも、昔何かあったような友達であればなおさら。

 元彼とかはね、別によいのです。
まだ私は元彼結婚というシーンを未体験なのですが、
それは温かい気持ちで受け入れられる気がする。
お互いにやりつくして、うまくいかなかったのだもの。
未練とかまるで無いから、私の後に出会った誰かと幸せになってほしいと心から思うよ。

 だけど、付き合うまではいかなかったけれど、
何かのタイミングでそうなった可能性もあったような、
あるいは勝手にほのかな恋心を感じていた微妙な男友達の場合。
そういう人が結婚したニュースは案外堪えるものですね。
まるで、ショートケーキを食べるとき、
お楽しみにとっておいた最後の苺が奪われたような感覚。

 中学の時、好きだった人。
職場の憧れの先輩だった人。
いい雰囲気になったのに、好きだって言えなかった人。
何回も泊まりにいったのに、付き合ってまではもらえなかった人。
あの日あの時何かが違ったら…
私が、あるいは相手が踏み出していたら
結婚するのは私だったのかなぁ…

そんな妄想で揺れてみたり。

 それは今私が100%幸せじゃないから感じる、寂しさなのかしら。
それとも、どんな時でも「もしかして」を考えちゃうのが人間なのかしら。

 そんな思いをめぐらせながら、
風に舞う桜を眺めていた今夜。

 春だなぁ。

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Text/伊藤春香(はあちゅう)

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