「無駄な遠慮よりも無遠慮」の法則/はあちゅうの女の本音

「無駄な遠慮よりも無遠慮」の法則

恋愛 はあちゅう コラム 遠慮 彼氏 Steven Leonti

 先日、取材を受けていたら、
初対面の男性ライターさんが、写真を撮る前に
「まつ毛、ほっぺたに落ちてますよ。
あと、髪の毛も直したほうがいいかも…」と
申し訳なさそうに教えてくれました。

 その日、電車の遅延により余裕が無かった私は、
駅から取材先までの道のりを全力ダッシュしたため、
いろいろと乱れていたのです。

 こういう時、
「初対面の女性にこんなこと言うの失礼かな?」と
躊躇してしまう人もいるかもしれないけど、
私は断然、教えてほしい派。
後からアホみたいな自分の写真を見て
「えー!教えてよ」ってなるより絶対にいいですから。
この場合、
「言うの失礼かも?」は無駄な遠慮だと思うのですが
この無駄な遠慮のない人ほど
コミュニケーション上手で恋愛上手
だと思います。

「さりげなく、でも押しつけがましくなく」という
のは一流ホテルのサービスの理想だそうですが
気遣いほど、加減の難しいものはありません。

 相手の気遣いを感じてしまうと、こちらの居心地も悪くなります。
逆に相手が自然体だと、こちらも、ふわっと気が抜けて
いつもの自分が出せるのです。
だからこそ「あれ?この人の前では、素が出せる」という時は
相手も、素でいる状態。

 そういう意味で、モテる人というのは
うまく気遣う時と、無遠慮を使い分けて、
自分からどんどん「素」を出しつつ相手にも出させます

 モテない男が、
「あの子、彼氏いるのかなー、どうやって聞き出そうかな」と
無駄に遠慮をしているあいだに、
モテる男は無遠慮に「彼氏いる?」とド直球で聞く。