そろそろ正月休暇でお休みに入った人もいるんじゃないでしょうか。
意外とやることなくてヒマですよね。
田舎の実家に帰省なんてしたら、もっとヒマなんじゃないでしょうか。
そんなとき、便利なのが動画配信サービス。
どんな限界集落に帰省しようが、ネット環境だけあれば映画が楽しめる! ありがてえ。まじありがてえ。
今回は、2018年おもしろかった映画をご紹介しますので、正月休暇のヒマつぶしにぜひ!
金井のおすすめ
今年は、学生時代長くアルバイトしていた、渋谷シネパレスが閉館するという中々の事件がありました……! いい映画館なので悲しいです。
といいつつ、実は今年はここ数年で一番映画を見ていない年な気がしています。余裕がなかったんだと思いますが、そういうときこそ文化に触れないとやばい! バカになる! そんな中でもなんとか映画館で見なきゃ、と這いながら見た映画です。
デッドプール2
デッドプールは絶対面白いですよね。バットマンとはまた全然違う角度での、マーベルコミックの悪いヒーローです。悪いというかクズよりですかね。何か起こると大体斬りまくられて皆殺しになるのですっきりします。しかも笑えます。1から見るのがおすすめですが、2の出来栄えもすごいので、どちらでも!
今回は未来からきたサイボーグが狙う、能力を持ったデブの孤児を守る話なんですが、あらすじは特に気にせず、この世界を感じられれば問題ないと思います。
デッドプールはめちゃくちゃしゃべるんですが、下ネタが思ったより激しめです。R指定映画でアメリカ史上最も売れた作品らしいです。素晴らしい!
リメンバー・ミー
出た、間違いのないピクサー作品ですよ! 強制的に泣かせにかかってきます。「いつかみんな死ぬけど、家族や周りの人との絆を大切にしようね」的な超どストレートなメッセージなんですが、最後自動的に泣いちゃいますから……。もう誰かが歌うたってるだけで自然に涙が出るのが本当不思議でしたね。
ドーンと驚かされるようなストーリーではないんですが、あのメキシコのカラフルな死生観と、あまりにもいい曲たちが、疲れた体に染み渡ります! 年末休みのリラックスしたいときにぜひおすすめです。
(金井)
大川のおすすめ
いい音楽と歌、そしてハッピーになれるストーリーが好きなので、ミュージカル映画をピックアップしました。明日も頑張ろうって気持ちにさせてくれる2作品です。
マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー
みなさんご存知、「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」などABBAの名曲にあわせて繰り広げられる人気ミュージカル『マンマ・ミーア!』の10年ぶりの続編です。
ミュージカルをはじめて見たのが「マンマ・ミーア」なので思い入れのある作品です。
『マンマ・ミーア!』といえば、結婚式を控えた主人公・ソフィが顔も知らない父親とバージンロードを歩くため、母親・ドナが当時付き合っていたという3人の父親候補の中から本当の父親を見つけ出すストーリー。
それから10年の本作では、血気盛んでチャレンジ精神旺盛な若き日のドナが、父親候補たちとどのように出会いどんな人生を送ってきたのか、そしてソフィを産む決断をした背景などがとても丁寧に描かれています。
続編というだけに、その世界観がより広がるよう、各キャラクターたちの生き様を歌と音楽とダンスによって、ハートウォーミングに描いています。
女性としてチャレンジすること、好きな人と一緒になること、母になること、愛し愛されるということ。ウルウルしながらもポジティブな気持ちになるので、本当に観てよかったなと思う作品です。
グレイテスト・ショーマン
『レ・ミゼラブル』で泣かせられまくったヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとタッグを組んで生まれたという本作。
19世紀半ばに、庶民に娯楽をもたらした実在の人物P.T.バーナムが「ショービジネス」を生み出す物語なんですが、わかりやすいストーリーと素晴らしい音楽の数々ですんなりその世界に没入できます。
成功と失敗、光と影、差別と偏見と多様性、大切なものの存在と喪失。「本当の幸せとは何か」を全編通して、素晴らしい歌と圧巻のダンスパフォーマンスで訴えかけてくるので、普通に感動してしまいます。
「最も崇高な芸術は人を幸せにすることだ――」
そんな本作の特にテーマ曲である「this is me」はとにかく圧巻! 大迫力なのでこれだけでも元が取れちゃう気分です。
あとはやはり、ヒュー・ジャックマンがめちゃくちゃかっこいいということでしょうか! 彼演じる主人公はコンプレックスの塊で見ていて歯がゆいのですが、全てを振り切ってのキレッキレの歌とダンスの美しさに惚れ惚れしました。
(大川)
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