季節の変わり目に突入し、体調を崩している方もいらっしゃると思います。そこで今回は、秋の味覚である旬の栗を使って、元気がでるようなパワー料理を考えてみました。
むき甘栗と、手羽先や手羽元を使った、手軽な参鶏湯風スープです。丸鶏を扱うのは大変なので、どこのスーパーでも手に入る手羽先や手羽元を使いました。にんにくやしょうが、葱、干しなつめ(デーツ)と一緒に、栗と鶏をじっくりことこと煮込みます。
疲れた身体に染み渡る、秋のエネルギーチャージスープです。ぜひお試しあれ!
栗の参鶏湯風スープ
<材料>4人分
鶏手羽先と手羽元 あわせて約800g
しょうが 1かけ
にんにく 2かけ
長ねぎ 1本
デーツ 8個 *手に入らなければ除いてもOK
むき甘栗 100g
雑穀米 1/2カップ
水 1500ml
酒 50ml
塩 適量
黒こしょう 適量
ごま油 小さじ1
作り方
1. 長ねぎは、白い部分は1cmの斜め切りにし、緑の部分は小口切り(飾り用にとっておく)にする。生姜とにんにくは薄切りにする。
2. 手羽先と手羽元には、塩こしょうで下味をつけておく。
3.大きくて厚手の鍋に、1と2とむき甘栗、デーツ、雑穀米を入れて、水と酒と塩(約小さじ1と1/2くらいから様子見)を入れて、蓋をして中火にする。
煮たったら弱火に落として40分間煮込む。途中、アクを取り除く。最後にごま油をまわしかける。
4. 皿に盛りつけたら、小口切りにした緑の葱をトッピングして完成。
身体が芯からあたたまり、エネルギーがわいてくるようなお料理です。栗とデーツの甘みがやさしくスープになじみ、しみじみ美味しいですよ。
Text/太田みお