シティガールの歳時記

食欲の秋、到来!パスタにも早変わりする「きのことアンチョビのペースト」

食欲の秋、到来!秋の味覚といえば「万葉集」にも登場する、きのこもその代表です。 ひとりだとつい余らせてしまいますが、実は保存食としても楽しめる「きのことアンチョビのペースト」を紹介します!

 働くおひとりさまにとっての毎日はめまぐるしくて、ゆっくり季節を感じる時間さえ取れないですよね。
「休日のたった1時間でいいからほっとしたい…」元外資系バリキャリから一転、丁寧な生活を目指して料理研究家になった太田みおさんが、四季の彩りを簡単に楽しむ「レシピ=歳時記」をお届けします。

きのことアンチョビのペースト ©太田みお

 朝晩、だいぶ冷え込むようになりました。ビルとビルの間に吹き抜ける風がとても冷たく、クローゼットからウールのコートをそろそろ引っ張り出そうかなと思っています。秋ですね。

 ここで、『万葉集』よりひとつ…

高松の この峰も狭に 笠立てて 満ち盛りたる 秋の香のよさ

 そう、「秋の香」とは松茸のこと。
香り高く私たちを惹きつけるきのこは、秋が旬ですね。

 鍋にも焼き物にも煮物にも、どう調理してもとても美味しいきのこですが、実はそんなに日持ちしません。水分が大嫌いなきのこは、非常にいたみやすい食材なのです。
椎茸を1パック買って、1人鍋で半分使い、冷蔵庫に残りを保存していたところ、気づけば強烈な匂いを放ち、びちゃびちゃに腐らせてしまった…なんてこと、ありますよね。

 そこで今日は、今が旬のきのこを、最高に美味しい保存食にするレシピをご紹介いたします。
ワインに合う、私の大好物の一品です。

きのことアンチョビのペースト

<材料(保存瓶1本分)>
しめじ、しいたけ、エリンギ、ブラウンマッシュルーム 合わせて350g
アンチョビフィレ 45g
にんにく 2かけ
オリーブオイル 大さじ3
塩 小さじ1/3

きのこの写真 ©太田みお

1. きのこは水洗いせず、汚れを軽く布などでふき取る程度にし、ざっくりと切り分ける。

きのこをフードプロセッサーで ©太田みお

2. きのこをフードプロセッサーで細かくする。
ある程度細かくなったところで、皮と芯を取り除いたにんにくと、アンチョビフィレを投入し、フープロでさらに混ぜる。

炒める写真 ©太田みお

3. フライパンにオリーブオイルを熱し、2. を中火で5分ほど炒める。

4. 粗熱をとって冷ましたら、保存瓶に入れて冷蔵庫で保存する。
1週間ほど美味しく召し上がれます。

 朝食やおつまみに、バゲットの上に乗せてどうぞ♪
サワークリームとの相性が抜群ですよ。

 そして、このきのことアンチョビのペーストは、とっても簡単にパスタのソースにアレンジできます。