どこか懐かしくて、可愛らしくて、美味しい!東京近郊30店舗の「純喫茶とあまいもの」

純喫茶とあまいもの

早いもので2018年もまもなく半分が終わってしまいますね。皆さま、雨の多い日々をいかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらず仕事を終えては純喫茶に寄って、ほっとひと息つく毎日を過ごしております。

そして、今回はご覧の皆さまにお知らせしたいことがございます。まもなく7月3日に純喫茶にまつわる新刊『純喫茶とあまいもの』(誠文堂新光社)が発売となります。

純喫茶で食べられるメニューの味はもちろんのこと、盛付け、食器、思いがけないトッピングなど、一つとして同じものがないと言っても過言ではないほど、それぞれ趣向が凝っています。
ほっとした時間をプレゼントしてくれるクリームソーダやホットケーキ、プリンアラモードにフルーツパフェ…。純喫茶で食べられる「あまいもの」たちは、どこか懐かしくて、かわいらしくて、丁寧に作られた美味しさが魅力。
どちらにも思い入れがあるため、もっと多くのお店を紹介したかったのですが、今回の本では、そんな「あまいもの」たちを食べることのできる東京近郊の30店舗を紹介しています。

純喫茶とあまいもの発売に向けて 【左】銀座・資生堂 【右】神保町・さぼうる
純喫茶とあまいもの発売に向けて 【左】錦糸町・ニット 【右】浅草橋・ゆうらく
純喫茶とあまいもの発売に向けて 【左】虎ノ門・ヘッケルン 【右】池袋・タカセ
純喫茶とあまいもの発売に向けて 【左】日比谷・紅鹿舎 【右】南千住・オンリー

さらに、メニューのことだけではなく、店主たちの強いこだわり、凝った内装、その歴史まで掘り下げてお話を伺いました。例えば、駒込にあるアルプスの「スワンシュークリーム」。

純喫茶とあまいもの発売に向けて 駒込・アルプス「スワンシュークリーム」

シュー生地で作られた“白鳥”の形をしたケーキに代表されるように、繊細で美しいだけでなく、新鮮で美味しいケーキをお客様に届けるために、驚くほど早朝から作業をされていたり、材料の緻密な配合などに見られる細やかな職人技が隠されていました。
ただ「美味しい」と思うだけでは申し訳なくなってしまうほどでしたが、お店の方々は口を揃えて「美味しい、と言ってもらえることが一番嬉しいんだよ」と笑って下さったことが印象的でした。他にも、思わず感激してしまうたくさんのエピソードを紹介しております。