あなたは50年後どうしていたい?結局、最期はみんな「おひとりさま」

50年後グランドマザーのイメージ写真 Hernán Pinera

今はおひとりさまかもしれない私や読者のみなさんも、いつかは結婚ないし生涯をともにするパートナーを見つけて、その人と一緒に老いていく道を選択することもないとは限りません。そして、私はそんなみなさんにぜひ聞いてみたいことがあります。もし、最愛のパートナーと「最期」まで一緒に過ごすことになったとき、あなたはパートナーを残して先に死にたいですか?それともパートナーに先に旅立ってもらい、自分はその後も生き残りたいですか?私はこれを、男女関係なくいろんな人に聞いてまわってみたいなあと常々思っているのです。

婚活したり、恋愛したり、結婚して家族になったりしている間はすっかり忘れているけれど、基本的にはどんなに大切なパートナーであっても、同じタイミングでこの世を去ることは難しいです。必ずどちらかが先に旅立ち、どちらかが後に残らなければなりません。そして現在の日本の平均寿命を考えると、私たち女性が「後に残る」立場になる可能性のほうが、圧倒的に高いです。
未婚だ既婚だ、子ありだ子なしだ、モテるだモテないだと日々喧々諤々とマウンティングをくり広げているけれど、なんてことはない、「最期」はだれだってみんなおひとりさまです。あの世にはだれも一緒に来てくれないし、何も持っていけません。

ちなみに冒頭の質問に自分で答えるならば、私はパートナーには先に旅立ってもらって、自分はその後を悠々自適におひとりさまで過ごしたいなあと思っています。自分が先に死んでしまったら、パートナーのその後が心配で心配で成仏できません。私はおひとりさまでもやっていけるけど、彼にはちょっと無理なんじゃないかなーなんて、余計なお節介をつい焼いてしまいます。まあ、とはいいつつも残念ながら死期は自分でコントロールできないんですけどね。