大人になってからどうやって友達作る?
最近の自分のトピックのひとつに、「大人になってから、どうやって友達を作るのか?」というものがある。つい先日も、女友達5~6人と話をしているときに「人間関係が大学時代から止まってしまっていて、友達ができない」「恋愛関係に発展しない、仲のいい男友達が欲しいけどどこで出会えばいいのかわからない」という話になった。
他の人がウンウンと頷いているなかで、私だけが話についていけてなかった。なぜなら、この2つの話とは真逆の立場だったから。
まず、この時点で「友達」の定義とはなんぞや? という疑問が降って湧いてくるのだが、私の場合はこの辺りの境界線がガバガバで、「一緒に酒を飲んだことがある人」「たまたますれ違ったときに躊躇なく話かけることができる人」「たまたま会ったときに話が盛り上がる人」は、大体友達だと思っている。もちろん、私がその友達のことを好きでいるかどうか、というのは前提にはあるけれど。
相手はどう思っているのだろうか、はあまり考えたことがない。この際あんまり関係ないか。
この定義に従いつつ友達の顔をひとりひとり思い浮かべていくと、たぶん私は男女問わず友達がめちゃくちゃに多いのだと思う。
今の友達は、大学とは全く関係のないところでつながりができた人たちばかりで、ほとんどが大学卒業後に知り合っている。裏を返すと、関係がほとんど長続きしない。そのことに多々悩んだりするけれど、毎月のようの誰か新しい知り合いや関係ができている。
男友達も多い。仲がいいかどうかはおいといて、自分の仕事や趣味、環境的に男の人と知り合う機会が多いからだろう。元来「女友達よりも男友達のほうが多い女は地雷」という言葉があり、これはこれで気にしてはいるが、まあ仕方ない。
じゃあ、なんで新しい人と知り合う機会があるのか? というと、理由は簡単で、めちゃくちゃにお酒を飲むからだと思う。人から誘いを受ければ、できる限り予定を合わせて顔を出すようにしているし、人見知り所以に割と早いスピードで酔っぱらう。それから、べらべら話す。初対面の人でかつ考え方や趣味の合わない人相手であっても、2時間くらいなら話すことができる。
私がこうして色々文章を書いていたりSNSでああだのこうだの言っていたりするので、立場的に紹介しやすいのかもしれないが、気づいたら知らない人だらけの飲み会のなかでべろっべろに酔っぱらっていたりする。LINEで顔も思い出せない人と10年来の友達かよ! と昨日の自分にツッコミたくなるようなやりとりをしていたこともある。全く関係ない友達に鬼電をかけ、迷惑をかけたこともある。もちろん記憶はない。
人間関係が広がらずに悩んでいる方は、あまり行ったことがないバーでお酒を飲んでみるとか共通の知り合いが少ない友達と他人を含めた複数人で飲み会を開けばいんじゃないだろうか。女性版合コン的な感じでさ……今ちょうど12月で、お酒を飲む機会も増えそうだしさ……。
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