日本ほど一人行動しやすい国はない。「さびしい」の思い込みを取り除こう

女性が一人旅できるのは日本だけ?

通過電車を見送るバックパッカーの画像 Fabrizio Verrecchia

一週間ほど前に、オーストラリアのゴールドコーストに行った。今回も、もちろん一人旅。普段は会社員なので、5日間のお盆休みを利用した3泊5日の滞在。

普段よく訪れる、あまり観光地化していないところと比較すると、オーストラリアは治安もいいし交通の便もいい。テーマパークやショッピングモールなどがたくさんあって、観光だってお買い物だって楽しめる。物価も高いけれど、かなり旅行のしやすいところだなあ、なんて思っていた。

今回のオーストラリア旅行はさておき。一人で色んなところに行っていると、色んな人と話をし、知り合う機会がある。そこでしみじみ思ったのは、「女性の一人旅ができるのって、日本人だけなのではないか?」ということだった。もしかしたら、女性一人で食事をしたり映画を観たりできるのも、日本人だけかもしれない。

イスラム教・ヒンドゥー教の女性、特に未婚の若い女性であれば一人旅なんてありえない。そもそも、一人で行動することすらない。
アジア人は、相当なお金持ちでもない限り、家族旅行や新婚旅行以外でどこか外国に行くことはない気がしている。お隣の中国・韓国も、日本人と文化や考え方が一番似ている気もするけれど、一人で旅行をしている姿をみたことがない。大体、同性と旅行をする傾向にあると思う。
最も自由そうな欧米はどうかなのかというと、おおむねカップルで行動している。欧米であれば、LGBTに対する差別も日本ほどないのだけれど、とりあえずペアを作らなければいけないというか、パートナーと一緒になって行動するのが当然なんだ。高校卒業時にも、男女のペアで踊らなければならない「プロム」と呼ばれるパーティーだってあるし。

欧米人から見ると、私のように長年恋人もおらず、恋愛の始め方すら忘れてしまったような女はあり得ない存在だったりする。私もここまでモテないのはあり得ないと思っているけど。
日本人よりもずっと恋人を作るというハードルが低い(気がする)ため、「なんで君には恋人ができないんだ! 信じられないよ!」「この国に住めば、すぐに恋人ができるよ!」とも言われたことがある。なんでできないのかは、私だって知りたい(笑)。