集団で目標達成が苦手なわたしが「ひとり遊びの天才」になった理由

ひとり遊びに天才的だ

旅先で冒険する女性の画像

 私は、ひとりでいる時間が好きだ。誰にも左右されず、自分のためだけに時間を使えるだなんて、なんて贅沢なんだろう、と思う。友達と一緒に遊んだり、お酒を飲んだりする時間も大切だけれど、ひとりで趣味に没頭する時間や1週間くらい誰にも会わずになんとなく寂しさを感じる時間が、自分にとってはかけがえのないものだった。

 ひとりでいることを選んできた訳ではなく、気が付いたらこうなっていた。昔から、集団行動が苦手だったし、クラスや何か団体に馴染むフリはできても、心の中で常に焦っていた。
なんでだろう。集団の中にいると落ち着けないのだ。大勢の中にいるのが怖いというか、よくも知らない人に囲まれる自分に違和感を覚えるというか。とにかく、苦手だった。

 私がひとりで行動してもさほど気にならない性格の基盤は、もうこの頃から出来上がっていたように思う。基本的に、「人の顔色を伺って、合わせたり気を遣ったりするくらいなら、一人で過ごしている方がいいかなあ」という考えを持っている。だって、学生時代の友達にどう思われようが、3年くらいで終わりだし。そもそも、性格が合うような人もなかなか見つけられなかったし。結構どうでもよかった。そりゃ、こんな性格にもなるよね……(笑)。

 だから、ひとりで多くの時間を過ごす方法は分かっても、お酒を飲む以外で人とどのように一緒に過ごせばいいのか、わからなくなる。誰かと一緒の時間を過ごすための趣味が、私にはひとつもないのだ。
フットサルやテニスとか、相手がいないとできないスポーツ系も駄目。心から楽しいと思ったことがない。あまり興味がなく、一人では決して行かないようなカラオケやボウリングも駄目。途中で飽きてしまう。日頃からひとりでよく行く、映画や美術館などに友達に連れられても「ひとりで行った方が、絶対に楽しかったよなあ」という考えが、一瞬頭をかすめる。全然駄目だ。そして、そんなことを考えてしまう自分に冷める。

 全然、ひとりでも困らない。むしろ、楽しいくらいだ。自分が何に興味があって、どんな時間とお金の使い方をすれば満足するのか、きちんと知っている。ひとり遊びに関しては、天才的なんじゃないかと思う。その分、誰かと一緒に過ごす時間がどうしても苦手だった。男の人だと特に。何か目的を達成するために集まった団体なんて、最低だ。