夫や恋人のことは褒める?愚痴る?つまらないノロケを聞く醍醐味

まだまだ続く夏休み。毎日、小学校3年生の息子と過ごしているのですが、驚くことばかりです。先日は同級生たちが遊びにきて、Switch大会が始まったのですが、漏れ聞こえてくる小学生男児たちの会話を聞きつつ私室で仕事をしていたところ、息子が「俺のちんぽ舐めたら許してやるよ!」と叫んでいる。えっ!?と思ったのも束の間、息子の同級生は「なにを!? 俺様はセクハラ歴70年だぞ!」と応酬。嘘つけ、お前ら8歳か9歳だろ! 呆れつつ、友達たちが退散した後に息子に「俺のちんぽ舐めたら許すんだ」と耳元で囁いたところ「俺は! そんなこと絶対に言ってねーし!!!」と取り繕っていた。嘘つけ。母はしっかり聞いたぞ。

子どもは褒める派が主流だけど…

そんな感じで順調にわたしの息子らしく(?)育っているのですが、さて最近思うのは、子どもや配偶者、恋人といった近くて親しくて好きな相手のことを語る際に褒め讃える派と愚痴派がいるなということです。最近では、子どもに関しては褒める派が主流ですが、愚痴る派もいないことはない。「勉強をまったくしない」とか「夜更かしして朝が起きれない」と愚痴っていても、親の立場からすると確かに心配であろうが、他人のお子だとどうでもいいし、そこから話を展開しようもないので「うちのも全然してくれない」とか「夏休みだからいいんじゃない?」とか適当に流して済ませるのが常なんですが、これが配偶者や恋人となると難しい。というのもわりと関係性が深刻なパターンと、惚気の場合とか混在しているからです。

モラハラだとか喧嘩が絶えないとか浮気をしてるっぽいとか、そういう深刻な愚痴というか悩み相談を「大変だねー」で流すわけにはいかないし、しかしよくあるパターンで、おおよそ解決方法を探っているわけではなく同調して欲しいということが多いので、ひたすら頷くマシーン、ある意味で愚痴を受け止めるサンドバックと化すわけですが、モラの具体的エピソードだったり喧嘩の原因だったり浮気の証拠をどこまでつかめているのかなどを尋ねれば、わりと驚愕のエピソードが出てきて面白い。なので、趣味が悪いかもしれないが人様の愚痴を聞くのはやぶさかではない。