ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、マウンティング被害に困惑している女性って誰?」
担当編集I嬢:「後から気づく時間差マウンティングが厄介ですよね」
マウンティング……ミカコちゃんの記憶だと20年前には無かった言葉です。いや、他者に対して自分の優位性を示す行為自体は存在していたのでしょうけど、その行為がマウンティングとして現代人に認識されたのはここ10年くらいかと。
マウンティング対処の難しいところは、あからさまなイジワルや嫌味ではないって部分。そうであれば応戦もしやすいですが、そうじゃないんですよね。マウンティングってフレンドリーな空気感の中、さりげなーく行なわれるのが王道! 下手に応戦するとこっちが悪者になるパターンもあるので、細心の注意が必要です。
マウンティングの実例3パターン
そんなマウンティングの対処方法を模索する前に、どんな内容だとマウンティングされやすいのか、実例を挙げていきましょう。まずは、スペックに関するマウンティング!
「〇〇ちゃんの部署は定時退勤できるんだよねー」「私が所属されている広報はアフター5も土日も飲みとかゴルフとか接待続きだから」
これって一見、羨ましがられているかのように聞こえますがとんでもない! 大した業務を任されていないから定時退勤なのよね、私は重要業務を担っているから忙しいのよ……という優位性のアピールです。
次に、彼氏を引き合いに出してマウンティングしてくる輩もいるから困ったもんです。
「〇〇ちゃんの彼氏はホンット一途だよね!」「私の彼氏はどうしたってオンナが寄ってくるから……まぁどうせ顔とか身長とか学歴しか見ていないオンナ達なんだろうけど」
はい、これも立派なマウンティングに該当します。自分の彼氏はイケメンかつ高身長かつ高学歴なのでMMK(モテてモテて困っちゃう)、対して貴女の彼氏はモテないだろうから安心ね……と優位性をアピールしているのでしょう。
そして、意外に多いのが食べ物に関するマウンティング。ランチ休憩時、デザートを食べているシチュエーションで……
「わー、ロールケーキ美味しそうだね」「私は食が細くて、丸々1個完食できないから残すわけにもいかなくて食べられないんだよねー」
この言葉の背景には、弁当の後にデザートまで食べているから貴女は痩せないのよ、その証拠にデザートを食べない私はスレンダーでしょ……という自分自身の体型自慢が隠されているのです。
マウンティングへの対処法は?
今こそ全ての日本国民に問います。
マウンティングに対してはどう対処すべきなのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「マウンティングされていると気付かず、むしろ羨ましがられているかと思っていた」とか「それはそれで幸せなのかもしれない」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。マウンティングへの対処法とは……!?
「ハイヒールを履く」です。
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