これまで続けてきたことをやめてみる

これは決して何かを始めることが悪いという意味ではなく。むしろ、年齢を重ねてから何かを始めるって、若い頃よりもうんとエネルギーが要るので、尊いことですよね。

それはそれとして、ミカコちゃんからはあえて「これまで続けてきた何かをやめてみる」ことを推奨したいと思います。わかりやすい例を挙げるならSNSとか。SNSって今や、現代人にとって当たり前のツールですよね。最近ではLINEよりもInstagramのダイレクトメッセージをメインツールにしている現代人も存在するようです。その、超・当たり前アイテムであるSNSを思いきってやめてみる……とか。

ほか、パリピなキャラで通ってきた人は、パリピであることをやめてみるのはいかがでしょう。また、バリキャリとして社畜レベルで仕事してきた人は、社畜キャラをやめるって選択肢もありますね。

やめたらどうなるの?

ここに挙げたのは一例であり、やめる事柄はぶっちゃけ何でも良いと思っております。肝心なのは、やめたらどうなるのか……って部分ですよね。

ミカコちゃんが思うに、やめることでそこに「余白」が生まれます。InstagramやTwitter(現・X)、Facebookなどの閲覧・更新に使っていた「時間」とか。パリピとして飲み歩くことに費やしていた「体力」とか。社畜として立身出世だけに熱くなっていた「思考回路」とか、諸々に余白が生まれるのです。

余白、言い換えれば余裕があると、「必死さ」がだいぶ軽減されるはず。「必死さ」のない40代こそ、オトナのオンナとして「素敵」に該当します。さあ、素敵な40代になるべく、アラサーのうちから何か1つ手放しましょう。

Text/菊池美佳子