「あれ…ちょっと興奮する」SMに目覚めそうになったチャリティビンタ

元SMの女王様の芙羽忍さんがオーナーを務める女性のためのSM店「Lotus」の5周年パーティーに参加したところ、「チャリティビンタ」というイベントが突如勃発。500円払えば芙羽さん含むキャストのひとりから1発、ビンタorスパンキングor鞭打ちをしてもらえ、その売り上げはすべて保護猫活動をしている団体へチャリティされるというM女も猫ちゃんもウインウインの最高神イベント。が、問題はそのパーティーに出席している女性のほとんどが「Lotus」のユーザー。ということは同じキャストを指名している“被り”が一同に会しているというわけで、いったいどうなるのか!(前回のあらすじ)

女性客によるマウント合戦になるか?

女性同士のマウント合戦となり「わたしはもっとできる!」とアピールするためによりハードなビンタへと進化したり、ホスクラのラッソン争いのごとく、伝票で殺す! と札びらが飛び交う展開となったり。どちらにしてもヒリヒリすること間違いなし! と戦々恐々とするなかで、勇気ある最初の猛者が、バッグから財布を取り出して燦然とかざしながら言った。

「それぞれ、2回ずつお願いします!」

Lotusに所属するキャストは本来3人いるのだけれども、その日、パーティーに参加していたのは、長くキャストを務めている薫さん(30代後半、知性派長身イケメン)と薫さんに比べればキャリアは浅いものの、プレイには定評があるという亜希さん(20代後半、天才肌爽やかイケメン)。天使の顔して悪魔のような責めをする蒼太さん(20代後半、超絶可愛い系イケメン)は、残念ながら欠席だったので、ビンタ要員は芙羽さんを含めての3名。その3人に2回ずつ、合計3千円分のビンタを受けるという。

まさかの箱推し! 想定外の展開に度肝を受けたのもつかの間、次の希望者もその次の希望者も、皆、「全員からのビンタ」を所望するではないですか。「Lotus」のユーザーさんたちの中には、もちろん推しのキャストがいる人もいるだろうけど、そうであっても、芙羽さんが率いる「Lotus」そのものを愛している! なんて尊い……。