パイ投げが気に入ったわたしは…
すっかりパイ投げが気に入ったわたしは、それから数回、パイ投げのモデルを務めることとなり、その瞬間は映像で記憶されて、マニアの方たちの手元に渡ることとなりました。パイ投げビデオは、当然のこと数多く売れるわけではないけれども、必ず買ってくれる人が当時、日本国内に何十人か存在していたと聞きました。
いまではテレビでパイ投げ罰ゲームを見ることも、すっかりなくなってしまったから、パイ投げフェチに目覚めるキッカケが以前ほどはなく、マニアのジャンルとしては衰退していく一方ではないかと思い、「絡みも脱ぎもないパイ投げビデオが作られて、売られていた」という事実をここに書き残しておきたいと思います。
Text/大泉りか
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