親愛なるAM読者のみなさま、ごきげんよう。ものすごい愛です。
先日、仕事で東京を訪れたのですが、あまりの暑さに「え? 東京ってもう夏が来てるの……?」とびっくりしてしまいました。
わたしが暮らす北海道は未だに雪がちらついているものの、日中の気温がプラスの日が続いているので「ついに春が来たぞー! 長かった冬が終わったぞー!」と外に出てグショグショの道路を走り回って春の訪れを喜んでいたのに……。
あまりの寒暖の差に、たった数日間で自律神経がぶっ壊れるかと思いました。
前回の記事では、都会の裕福な家庭で育った彼と経済的なギャップを感じたまま結婚して、穏やかな生活を送れるのか不安を感じている女性からの相談でした。
相談者の方には、彼のことを「経済的に上の人」ではなく、「違う文化で育った人」という認識を持ってほしいと思います。
お互いが相手の文化を知ろうという姿勢なら、大変さはあっても楽しく異文化交流ができるのではないでしょうか。
薬剤師以外にできることがわからない
【相談】
恋愛相談ではないのですが、どうしても愛さんに相談したく、応募させていただきました。 薬剤師を辞めた後の人生についてです。わたしもものすごい愛さんと同じく、薬剤師資格を持っています。ですが、新卒で2年ほど薬局の調剤室で働き、理不尽にキレる患者さんへの対応に疲弊してしまい、製薬企業のコールセンターに転職しました(主に医療従事者からの質問に答える業務です。薬局で「この薬粉砕していいのかな?メーカーに聞いてみる?」となった時の、問い合わせ窓口です) 。
しかし、ここでも理不尽な怒りを向けてくる医師や薬剤師の方の対応に疲弊してしまい、現在休職しています。もう薬剤師資格を使わない仕事に変えようか、とも考えているのですが、大学6年間薬の勉強しかしておらず、薬剤師以外にどんな仕事をしたらいいのかわかりません。ものすごい愛さんは、薬剤師お仕事を一度お辞めになられたとお聞きしています。愛さんは薬剤師職に拘って転職活動をされましたか? もしそうでなければ、どのようにされていたか教えていただきたいです(27歳女性)。
おお! 薬剤師さんですか!
同業者の方からこんな風に相談を送っていただけて、頑張って薬剤師になってよかったなとうれしく思います。
現在は休職されているんですね。
心が疲弊したときは潔く休息を取るのが一番ですからね、とてもいいことだと思います。
あまりにも忙しかったりしんどい状況に慣れてしまっていると、そもそも自分の心が疲れていることに気づけなかったり、たとえ気づけても休むことに恐怖を感じてしまう人もいます(人それぞれ仕事を休めない事情があるとは思いますが……)。
「うわ! 無理だ! このままじゃぶっ壊れる!」と気づいて、しっかり休んでいるのはあなたが自分を守っている証拠です。
すでに大きな一歩を踏み出しているんだな、と少し安心しました。