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  • 2014.11.12

双子対談「男の幻想を砕け!セックスするのに意味なんかない」元モデル・アルテイシア弟の性事情(4)

「普通の男子の本音を知りたい」そんな女子の声に応えてスタートしたこの連載。3人目のゲストは、私の双子の片方である実弟K(38歳、出版関係)。


「普通の男子の本音を知りたい」
そんな女子の声に応えてスタートしたこの連載。

 3人目のゲストは、私の双子の片方である実弟K(38歳、出版関係)

 幼少期から「双子なのに見た目も性格も全然違う」と言われてきた私たち。
弟は岡田将生似のイケメン(身長180cm)で、若い頃はモデルをしていました。
性格は穏やかで物静か、草食を通り越して植物のような存在感。
そんな彼とディープに語りました♪

 前回の<「老舗ホストクラブで目撃したドロドロの舞台裏」(3)>もどうぞ。

【第4回】カラオケに行く感覚でセックスする女たち

アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食
mattcameasarat


アルテイシア(以下、アル):キミはセックスに価値をおいてないし、「大勢の女とヤレる俺ってスゲえ」的な虚栄心も皆無なんだね。

K:そういうのを誇る男はバカだと思う。

アル:「俺こんなにポケモンカード集めたんだぞ、スゲーだろ!」って自慢する子どもと同じだよね。おまえ自身の実力で勝負しろよっていう。

K:女性で数を誇る人は少ないよね。

アル:基本ヤリマンは叩かれるから、秘密裏に活動している。で、仲のいい女友達とだけ「こんな男とヤッてさ~」とネタにして盛り上がる。
女は自慢より笑いに持っていくよね。

K:アルの女子会に呼ばれた時も、みんなあっけらかんと語っていたよね。で、トークがすごく面白かった。

アル:私の友人はお笑い系のポジマンが多いから。

K:僕はセックスに興味がないから、素朴な疑問として「なんで好きでもない男とするんですか?」と聞いたら「特に意味はない!」とキッパリ返された。

アル:そう、ポジマンはセックスに意味をおいてない。
「女として求められたい」「自己承認されたい」みたいなのは一切なくて、カラオケに行くような感覚でやってる。

K:たしかにカラオケには意味も目的もないもんね。「精神的な穴を埋めるため」的な言われ方をよくするけど、そういうのはないんだ。

アル:それは男の幻想だと思う。「女は意味がないとセックスしないはず」っていう。
色んな男としょっちゅうカラオケに行っても「単にカラオケが好きなんだ」で済むけど、それがセックスになると「病んでいる」とか言われるでしょ。

K:江戸時代とか、祭りの夜にパーッとヤリまくってたらしいけどね。
明治に欧米のキリスト教的価値観が入ってきて、「生殖目的以外のセックスは罪」って考えが根づいたんだよね。

アル:そうそう。江戸以前は性について大らかだったらしいよ。
やたら精神的なものと結びつける人は、セックスを特別視しすぎだと思う。
男の物書きがよく「セックスで自我を壊す」とか書いているけど、「なに言ってんだ」と思う。
そう言うと「キミは本当のセックスを知らない」と返されるので、面倒だから黙っているけど。

K:それも男の幻想じゃないかな。「男と女は違う、女にとってセックスは特別」っていう。
自分は遊びまくっていても、彼女が遊ぶのはイヤって男も多いし。

アル:女には貞操観念を押しつけるんだよね。
だから女は男みたいに公言しないんだよ。300人斬りの女友達も「経験人数は5人」とか虚偽申告しているし(笑)。でも、男はあっさり信じるよね。

K:それが謎なんだけど。接待でキャバクラに行ってキャバ嬢が「今まで付き合った彼氏は3人、彼氏以外とはセックスしてない」とか言うと、男はコロッと騙される。
僕は水商売をやっていたし「営業トークに決まってるだろ」とわかるけど、他の男は「遊んでるっぽい子の方が意外とマジメなんだよな」とか言ってて「なんて単純なんだろう」とびっくりする。

アル:男は自分の見たいように世界を見るのだよ。というか、都合のいい見方しかできないのだよ。
ヤリマンがヤリマンを隠すのは「俺にもヤラせてよ」とかいう男が湧いてきてウザいのもあるんだけど。
そもそもヤリマンはセックスの相手に困ってないんだから「なんで貴様とヤラなきゃいけねえんだ、バカか」と思うわけで。
そんなこともわからないなんて、脳みそが残念すぎると思うぞ。

性をタブー視しないのは、両親が遊び人だったから?


アル:弟はセックスに価値を感じてないからヤラず、姉はセックスに意味をおいてないからヤッていた…という我々ですが、セックスを特別視してないのは共通だよね。
「姉弟で性の話をするなんて信じられない」とか言われるけど、それも特別視してないからで。

K:アルは電話で突然「蟻の門渡りについて質問なんだけど」とか聞いてくるもんね…。

アル:「ところでキミのチンポはでかいのか?」とかね。これだけ性をタブー視しないのは、家庭環境もあると思う。
うちも性にオープンな家庭ではなかったけど、両親そろって遊び人だったでしょ?
「金持ちの道楽息子と美人スケバン」のカップルだったから。

K:母親の死後に昔のアルバムを整理しながら「おお、アフロのスケバンって実在したんだ!」とか言い合ったよね(笑)。

アル:母は『ビーバップ・ハイスクール』の中山美穂のようだったなあ。
美人スケバンの美貌がキミに遺伝して、血の気の多さが私に遺伝したのだな(笑)。
ともあれ両親共に奔放な青春を送ったようで、それが家庭の空気に滲んでいたと思うよ。

 というもの、セックスについて悩み相談くれる女子は「両親共にマジメで厳格な家庭だった」って子が多いから。


K:TVでベッドシーンになるとチャンネルを変える、みたいな?

アル:いや「デートシーンすらダメだった」みたいな。少女漫画すら親に検閲されるとか。
性をタブー視する環境で育って「セックス=ふしだら・汚らわしい」って罪悪感を刷り込まれて、性嫌悪症っぽくなっちゃう子もいる。
セックスするのが苦痛で、恋愛にも消極的になっちゃうとか。

K:女性は大変だなあ…。僕はセックスに嫌悪感はないから。しようと思ったらできるけど、そんなにしたいと思わないだけで。

アル:でも男子もたまに悩みが届くよ。「エロゲーすると吐き気がする」「オナニーする自分に罪悪感を抱く」とか。 
男子は性欲との間で葛藤して苦しむ子が多い。で、そういう子も親がマジメで厳格ってパターンが多い。

K:なんか矛盾を感じるけどね。親もセックスをして子どもを作ったのに。

アル:うん。私の女友達にも親から純潔教育された子がいるんだけど、30歳を過ぎたら「いい人はいないのか」「そろそろ孫の顔が見たい」とか迫られて、「あんたらが私を恋愛できなくしたんだろう!」と言っていた。
そういう親のダブルスタンダードに傷つく女子は多いよ。

マンコは単なる部品のひとつ


アル:私は「こんなにさらっとマンコと言う人、初めて見ました」とよく言われるんだけど。

K:僕も姉以外で聞いたことない。

アル:マンコを単なる部品としか思ってないからだと思う。
マンコもチンポもイチ臓器でしょ?胆のうとかと同じで。で、胆のうを神聖とか猥褻とか言わないでしょ。

K:言わないよね。あと「女性は子宮でものを考える」とか言うけど、それも特別視しているからだろうね。

アル:私も書評で「女性作家にしては珍しく子宮で考えないタイプだ」とか書かれて、「いや考えるのは脳だろう」と思った。

 ろくでなし子さんの逮捕の時も「女性器は猥褻か否か」って議論になったけどさ。
女性器自体は単なる体の一部で、猥褻でもなんでもない。
医学書に載ってる女性器の図に興奮はしないわけで、女性器がエロいんじゃなく、見る方の目がエロいんだよ。

K:タブー視して隠すからエロくなるんだよね。

アル:そうそう。私は部品としか思ってないから、婦人科検診でもひらりと台に飛び乗ってパカッと股を開く。歯医者で口を開くのと同じって感覚だから。

でも日本は子宮頸がん等の検診率がすごく低いんだよね。女友達でも「絶対に受けたくない、がんになったら仕方ない」とか言っている子もいてさ。
それだけ「恥ずかしい、隠すべき場所」って刷り込みが強いんだろうな。

K:命がかかっているのに、それでも受けたくないんだ。

アル:私、過去のコラムにも書いたんだけど、女性器がついたロボットおもちゃを製造するといいと思う。

K:ロボットおもちゃ?

アル:我々が子どもの時『人造人間キカイダー』が人気だったでしょ?
それに登場する『ビジンダー』って女性型アンドロイドには、ビジンダーレーザーっていう、おっぱいから光線を放つ必殺技があったんだよ。


K:あったっけ?

アル:あんたおっぱいに興味ないから覚えてないんだな。
そんな感じで、女性型ロボットのマンコがパカッとはずれて、ブーメランのように回転しながら敵を倒すとか、そういうおもちゃを作ればいいと思う。
それで遊んだ子どもは「マンコって部品なんだ」と刷り込まれるでしょ?そしたら、婦人科の検診率も上がるんじゃないかな。

K:うーん…でも難しそうだよね。「マンコブーメラン」とか放送禁止だろうし。

アル:そこは「サンダー・トルネード・ハリケーン」とかカッコいい名前をつければいいんじゃない?
子どもたちの未来のために作ってくれないかなあ。

アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食
ろくでなし子さんの「まんこちゃんソフビ(ゴールド)」


暗闇で光ります♪

次回へ続く!
アルテイシアさんが恋愛と結婚の極意を語る『恋愛デスマッチ』を当連載と隔週で更新しています。あわせてお楽しみください!

Text/アルテイシア

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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