「好きなタイプは綾瀬はるか」は男の本音にあらず? 男の言い分コラム

「綾瀬はるか」は、批判を避けるための無難な模範回答! 

男の本音 businessmen in meeting By allensima

こんにちは、モテ系リア充ライターの福田フクスケです! 
この前、Facebookで見つけた昔好きだった子とメッセージで意気投合、今度2人で会うことになってムフフ……という夢で目が覚めて、打ち合わせにすっかり遅刻しまくぁwせdrftgyふじこlp。

私が本当に「モテ系リア充ライター」かどうかは、いま涙でウィンドウが滲んだせいでタイプミスをしてしまったことから、敏感に察してくださいね(シリアルキラーのような目つきで)! 

 さて、そんなことより、綾瀬はるかってかわいいですよね。

オリコン・スタイルのアンケートでも、男性が選んだ「恋人にしたい有名人」ランキングで、綾瀬はるかは2年連続の堂々第1位。
ほかの雑誌やテレビ、リサーチ会社のアンケートでも、「彼女にしたい有名人」「結婚したい有名人」といったランキングなどで、軒並み1位を獲得しています。

でも、こうしたアンケート結果をうのみにして、「男はみんな綾瀬はるかのような女性がタイプなんだ」と思っていると、それは男の本音からちょっとズレているので注意してください。
というのも、綾瀬はるかって、男が「好きな女性有名人のタイプは?」と聞かれたときに、一番女性から反感を持たれにくい無難な模範回答なんです。

誰の名前を答えても「男はわかってない」とディスられる無間地獄

合コンや飲み会でおなじみの「好きな女性のタイプを、有名人でいうと?」という質問。
でも、男が正直に好きな有名人の名前を挙げると、女性はたいてい「ケッ、これだから男はわかってないのよね…」みたいな反応をしてくるんですよ! 

たとえば、答えとして一番まずいのは、北川景子や佐々木希といった正統派美人・モデル系。
同席女性の「ハイハイ、出た出た! 結局、顔やスタイルなんでしょ! 」という批判的な顔が目に浮かびますよね。

また、吉高由里子と答えようものなら、たちまち総スカンです。
「男好きのするエロそうな顔だけど、よく見たら大してかわいくないじゃん」と、上から目線でディスられることは目に見えています。

上戸彩や長澤まさみも、ギリNGです。
好感度の高い国民的女優なのになんでダメなの? と思うかもしれませんが、世の女性は「ああいうのを“清純派”だと思ってるんでしょ? 男ってバカだから騙されるのよね」と、内心ではほくそ笑んでいるはずです。

AKB48は誰の名前を出しても、それだけでオタクのレッテルを貼られますし、宮崎あおいと答えれば、その瞬間にロリコン扱い決定でしょう。
誰を答えても地獄、まさに八方ふさがりです。

その点、綾瀬はるかと答えておけば、まずバッシングされることはありませんし、その場が丸く収まります。
「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」や、同じく女性を対象にした「理想の美肌を持つ女性有名人」で1位になっていることからわかるように、彼女は同性からの支持も高いからです。
したがって、男は女性からの同調圧力の前に、「綾瀬はるか」と答えるしかないのです。

「綾瀬はるか」=「特上寿司の中のカンパチ」説

特上寿司の中のカンパチ 寿司 0002 By otamajakusi

でも、男から言わせてもらえば、この「同性からの支持」ってのがクセモノなんですよ! 
いまだかつて、合コンで女性が「かわいい子つれてきてあげるね」と言って、自分よりかわいい子をつれてきたことがあったでしょうか。
いや、もちろん綾瀬はるかは、実際とてもかわいいし、魅力的ですよ?
でも、そのかわいさは、田舎のおばちゃんがお見合い相手として勧めてくるような、平均的で優等生的なかわいさ。
家庭的な安心感や母性、癒しの要素はあるけれど、男が“理想の女”に求める刺激的な美やエロスとはまた違うものなんです。

この感じ、何かに似てるなあと思ったら、大勢でひとつの特上寿司を食べるときに似ているのかもしれません。

「あいつ、遠慮もせずにトロを取るんだ…」
「一貫しかないウニを平気で食いやがって…」

そんな無言のプレッシャーを感じて、結局カンパチに手をのばす、あの感じ。トロもウニもカンパチも、寿司ネタとしての優劣なんてないし、どれもおいしいんですけどね。カンパチなら許されて、トロやウニとは言いにくい雰囲気、確かにあると思いませんか?

「好きなタイプは…綾瀬はるかかな! 」

今度そう答えている男を見かけたら、内心では「ちょっと違うんだけどなあ…」と思っているんじゃないか、と想像してみてください。
思いきって、「ホントはウニが食べたいくせに! 」と声をかけてみてもいいかもしれません。たぶん、キョトンとされると思いますけどね!

Text/Fukusuke Fukuda