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  • 2012.04.22

世界三大美術館のひとつが日本に!『大エルミタージュ美術館展』

ジョシュア・レノルズ、《ウェヌスの帯を解くクピド》、1788年
ジョシュア・レノルズ、《ウェヌスの帯を解くクピド》、1788年
©Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

アート鑑賞は、気になるカレを誘うにも、付き合いたてのカップルが行くにも安心の鉄板デートコース。
かつて美術の資料集で見た有名な画家の傑作なら、世間話でトークも弾みますよね。
でも、正直なところ「名画」と呼ばれる作品の価値や良さがどこにあるのか、あんまりわからなくて…という人も多いのではないでしょうか。
せめて、歴史や背景だけでも知っていたら、見る目も変わるかもしれませんよね。


ペーテル・パウル・ルーベンス、《虹のある風景》、1632頃-1635年
ペーテル・パウル・ルーベンス、《虹のある風景》、1632頃-1635年
©Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

 そんな方にぜひおすすめしたいのが、4月25日(水)から開催される『大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年』です。
ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、ロマノフ王朝の歴代皇帝の宮殿からなる建物の中に、約300万点の作品が収蔵されており、メトロポリタン美術館やルーヴル美術館に並ぶ世界有数の美術館。
歴代ロシア皇帝とコレクターたちによって収集されてきたコレクションは、誰もが見聞きしたことのある有名作家のものばかりです。

 本展は、そんなエルミタージュ美術館の膨大なコレクションから89点を惜しげもなく大放出。
海外で開催されるものでは最大規模の展覧会になるとか!
最大の特徴は、16世紀から20世紀までの世紀別に構成されているところ。
ルネサンス期のヴェネツィア派絵画から、17世紀フランドル美術を代表するルーベンス、オランダ絵画の巨匠レンブラント、そして19世紀ロマン派のドラクロワ、印象派のモネ、近代絵画の父といわれるセザンヌ、20世紀のマティスやピカソ……。
誰もがその作品を見たことがある有名作家の作品が勢揃い。
本展を見れば、400年にわたる西欧絵画の歴史がダイジェストで一望できるというわけ。

ウジェーヌ・ドラクロワ、《馬に鞍をおくアラブ人》、1855年
ウジェーヌ・ドラクロワ、《馬に鞍をおくアラブ人》、1855年
©Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

 時代を追って見ることではじめてわかる発見もいっぱいあるでしょう。「この絵があったから、こういう流派が生まれたんだな…」といった流れがなんとなくつかめてくるから不思議です。歴史のダイナミズムを感じながら、古典美術への理解が深まることは確実。以前よりも、美術館デートでの盛り上がりが飛躍的にアップするはずですよ!

名称:大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年
会期:2012年4月25日(水)~7月16日(月・祝)
会場:国立新美術館 企画展示室2F(東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜日 ※ただし5月1日は開館
チケット:前売 一般1,300円 大学生1,000円 高校生600円
     当日 一般1,500円 大学生1,200円 高校生800円
     中学生以下無料
     4月28日(土)、29日(日)、30日(月)は高校生無料観覧日(学生証掲示が必要)
     ※前売券は4月24日(火)までセブン-イレブン、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットほかのプレイガイドで発売中
問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:http://www.ntv.co.jp/hermitage2012/

【今後の巡回予定】
名古屋展
2012年7月28日(土)~9月30日(日)
名古屋市美術館(愛知県名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

京都展
2012年10月10日(水)~12月6日(木)
京都市美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124 岡崎公園内)

Text/Fukusuke Fukuda

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