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  • 2014.09.17

男が隠しきる恥ずかしい本心を暴きます!/山田玲司の男子更衣室へようこそ

 漫画家、山田玲司さんの新連載『男子更衣室へようこそ~男の本音から解く実践型恋愛相談室~』が始まりました! 男性が隠し通そうとする本音をベースに、深刻なものからものすごく些細なことまで、どんな相談にも答えてくださいます。
相談は原稿の最後で受け付けているので、ぜひ応募してくださいね!

プロローグ

 男はバカです。
おまけに近年ますます自意識をこじらせて「まともに恋愛できないチキン」ばかりになってます。
そんなチキンの群れの中から素敵な「運命の王子」を探さなければならないという、現代の女性には受難の時代です。
せっかくゆるふわモテ服で決めて合コンに行ったのに、来るのは「目も合わせられない思春期終りません男」「セクハラジジイ予備軍」ばっかだし!何考えてるかわかんないし!みたいな夜も多いかと思います。

「いったい男は何考えてんの?」
などと女の人が聞いても若い男はちゃんと答えません。かっこつけるからです。
「ここでこう言ったら俺カッコよくね?」みたいな感じです。もしくは「女」と見ると何もしゃべれなくなる男も多いです。本当にすみません。

 一方、年長の男は2種類に分かれます。
「恋愛経験の質量豊富なタイプ」「モテなかったタイプ」です。
後者の「モテなかったタイプ」に若い女が恋愛相談なんかするとろくな事はありません。
彼らの多くは、メディアの伝えた「女なんてこんな生き物だ」という実体験のない偏見や思い込みで女性を見ています。
そのため、女性を「人として」理解できずにいるんです。
相談なんかすると彼らの満たされない人生の空洞を埋める強制労働に付き合わされるので、さっさと退散しましょう。

 前者の経験豊富な年長の男のほうは、うかつな事はしゃべりません。
恋愛経験というのは自爆や誤爆によってボコボコにされる一種の「戦争体験」なので、彼らは女性と見ると老いた戦士のようにじっと目を閉じ、本音など語らないのです。

 つまり男は女に対して「簡単には本心を見せない生き物」なのです。

 ところで、僕はどうかというと少し特殊な人間です。
男としてかっこつけたい気持ちはもちろんあるのですが、普通の男が隠したがる「カッコ悪い本心」を晒すのをほとんど「恥ずかしい」と感じない「壊れた人間」です。
なので、20代に描いたラブコメ漫画「Bバージン」では、それまでは描かれなかった「恋愛の時かっこつけてる男の本当の心の中」を描いてます。
その後は様々な種類の漫画や新書などを描いてきましたが、今こそこの資質を活かした「男が語らない男の本心」からの恋愛相談をやるべきかと思って、この連載を始める事にしました。
どうぞ遠慮なく「羞恥心の壊れた男」に恋愛相談をしてみて下さい。

 では「男子更衣室」から山田玲司が「みっともない男の本音」をお届けします。
いいんです。人はいつか死んじゃうんだから。

Q.自分の部屋に彼が来る…! まず何をしたらいい?

Q 自分の部屋に気になる彼が来る事になりました。キャラクター雑貨が多く、何を隠してどこを変えたらいいのかわかりません。男性は女の人の部屋に来た時どこをチェックしているんでしょうか?
どんな物を見たらがっかりするのでしょうか?
判断がつかないので不安で眠れません。どうしたらいいでしょうか?

山田玲司 恋愛 男の本音 男子更衣室
©山田玲司

A しつこいですが、男はバカです。

 なので「女の子が部屋に入れてくれるって事はもう抱いていいってことだよな」などとすぐ考えてしまいます。
そういう男子のバカ時代は、経験を重ねるごとに消えていくものなのでまずは許して下さい。
もしいい年をしてもまだ「部屋に入っていいって言ったんだからやらせろよ」なんて言うジジイがいたなら、躊躇なく捨ててしまっていいでしょう。

 まあ男ってのはそんな生き物なので、実際の話「女の子の部屋」にあるものがキャラものだらけだろうが、浜崎あゆみのCDだらけだろうがたいして気にしてません。
それより「やれるのか?」という事と「やろうとして拒まれたら気まずいよな」とか「ここはあえて何もしないで帰ったほうがポイント高いのか?」とか考えて部屋はまともに見れてません。
見てるのはあなたの「リアルな部屋着」です。あなたの「ふともも」なのです。
ついでに言っておくと男の多くは女の人の「勝負下着」なる高級ショーツをちゃんと見てません。見てるのは「ふともも」なのです。
あーあ。1回目にして男子を代表して謝罪したくなってきたな。まあいいか、これが男。

  「部屋に何があるか」の問題が表面化していくのは「したあと」です。
男にはいわゆる「賢者タイム」という「しらふになる」という恐ろしい時間が「したあと」に訪れます。
特に翌朝、女の子がぐったり油断してる時に男は初めてその女の子の部屋を冷静に検証します。
なので、「まずいもの」が沢山ある場合は夜「した」後は彼に帰ってもらいましょう。

「その人の本棚を見たらその人の教養レベルがわかる」とか「水回りの清潔さで女度は測られる」とか恐ろしい事を言う人がいますが「したあと」の男はそういう「女の判定」を始めたりもします。怖いですね。

 僕が「これは男子ウケしないよ」と思うグッズは「パープルやショッキングピンクのアニマル柄」みたいな「野獣感」「ドンキ感」満載のクッションやカーテン、過剰にでかいぬいぐるみやUFOキャッチャー系ぬいぐるみが部屋を埋めてるとか、大量の日本酒の酒瓶とか・・とにかく「大量の何か」はメンヘラ感が漂うので男は引いてしまうと思います。
そのままになってる食べ残しのものは完全にアウトです。なので「こりゃヤバイかも」と思う部屋に住んでいるなら、自分が彼の部屋に行ったほうがいいでしょう。

「部屋着からのふともも」でもごまかせない部屋なら、彼の部屋かラブホから始めましょう。

【次回は「愛情表現は強いのに全然メールをくれない彼」の相談をお届けします!】

Text/山田玲司

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ライタープロフィール

山田玲司
マンガ家。インタビューマンガから新書まで幅広く手掛ける。

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