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  • 2013.06.11

恋愛テクを磨くのではなく自分を変える/大人女子と子供おばさんの恋愛の違い

恋愛テクは幸せを遠ざける

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by child is a rebel.

 みなさんこんにちは! コラムニストのひかりです。
私のことを初めて知る方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介をしますと、私はコラムニスト&ライターとして活動しています。
コラムニストの方では恋愛全般を、ライターの方では本名で著名人インタビューやグルメなどを書いています。
……なぜ名前が違うのか?
実は、私がコラムニストになったきっかけは、婚活ブログなんです。
婚活ブログに本名を使う人ってそうそうないでしょ? お嫁に行けなくなっちゃうし!(笑)
別にコラムニストになるのを志していたわけではなく、OL時代に好き勝手に男女の機微などを書いていたらアクセス数が上がり、それがきっかけで夕刊フジのコラム連載デビューをし、その後、本を出したりするようになりました。
まさに、行き当たりばったり人生です。

 ただ、ブログのアクセス数が上がった時、私はあることを思ったんです。
「自分の勝手な恋愛観が人に影響を与えてしまう可能性もある。それによって人を不幸にしてしまうことだってなりかねない」
それで、一から「人としての生き方」について勉強しました。孔子の「論語」や哲学書も結構、読みました。

 なぜそんなことをしたかと言うと、巷でささやかれている恋愛テクニックには身勝手なものも多く、それを推奨すればするほど、多くの人が長い目で見て幸せになることの足をひっぱる可能性があると思ったからです。
そして、本当に魅力的な男性は、そんな上面なテクニックでは落ちないし、人として本当に魅力的になることが、結果的に魅力ある人にモテる秘訣だからです。

 一般的な恋愛コラムでは、「相手」の心をいかに変えるか? について重視しがちですが、
私のコラムでは、恋愛を通して「自分」がどう変わるか? について書いています。

「自分」が変われば、「環境」も変わるし、「相手」も変わります。 だから、「自分」が変わることが、幸せになれる第一歩なんです。

 今回のコラム連載で、みなさんの心がふと軽くなるきっかけになればいいな、と思っています。 どうぞよろしくお願いします!


このコラムでは、「大人女子」と「子供おばさん」を比較しながら紹介していきます。
まず始めに、ここでの「大人女子」と「子供おばさん」の定義について。
「大人女子」……歳を重ねても、若々しくて可愛らしい女性。
「子供おばさん」……大人女子になりきれない、若作りの子供っぽいおばさん。


 ちなみに、「いい大人なのに、女子って言うなんて!」と目くじらを立てる人も中にはいますが、大人の女性が本気で「私って女子だわ!」なんて思っている人はそうそういません。言葉遊びであり、シャレです。
そのシャレも分かるかどうかも、「大人女子」と「子供おばさん」の境目ですよ?(笑)

では、第一回目は、「大人女子と子供おばさんの恋愛の違い」について紹介します。

大人女子と子供おばさんの恋愛の違い

 子供おばさんは恋人に、自分を受け止めてもらい、愛されることばかりを望みます。
寂しい時は、彼が仕事中であったとしても、「寂しいの。会いたいの。私のこと好き?」なんて電話をしたりします。
その結果どうなるのか?
相手の負担になり、大切な恋を壊してしまうこともあるでしょう。

 では、大人女子の場合はどうするのか?
大人女子も恋人に「会いに来て!」とわがままを言わないわけではありません。でも、相手の状況をよく見ます。
つまり、相手が会いに来られる状況かどうかを判断して、可愛いわがままを言うのです。
また、普段は相手に快適な環境を提供することを心がけます。だからこそ、恋人は無理をしてでも彼女に会いたがるものなのです。

 子供おばさんと大人女子の恋愛観のベースには大きな違いがあります。それは、
●子供おばさん……相手に愛されたい。
●大人女子……相手を愛したい。

ということです。

 結局は、与える人は与えられるものですし、愛する人は愛されるものです。
つまり、子供おばさんはその真逆のことをやってしまっているんですよね。

 哲学者・エーリッヒ・フロム(鈴木 晶 翻訳)の『愛するということ』(紀伊國屋書店刊)には、こんなことが書かれています。

 幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。成熟した愛は「愛するから愛される」という原則に従う。
未成熟な愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い、成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う。


 あなたの恋愛はどっちでしょうか?

自分を愛せない人に人を愛する余裕はない

 結局、相手に愛されたい、尽くされたいというのは、相手への愛情ではなく「自己愛」です。
自己愛をいくら相手にぶつけたところで、本物の愛情ではないので、相手の心には届きません。

 本物の愛情だからこそ、相手の心(ハート)に深く染み込むわけなんです。

 でも、相手を本当に愛するというのは意外と難しいものです。愛するためにはどうしたらいいでしょうか?
まずは、「自分を愛する」ことです。
自分を愛せない人は、人を愛せる余裕はないからです。

 自分を愛せている人は、相手から愛されることを望むよりも、まずは相手のことを愛せます。
もっと言えば、相手を愛すること自体が自分の幸せにもつながります。


 ちなみに、「自分を愛する」というのは、自己愛のことではありません。
「自分を甘やかすこと」ではなく、「ありのままの自分を受け止め、成長を願う」ことを言います。
つまり、普段から「自分の弱さが出てきたときは、自分を叱咤し、頑張ったときは、褒めてあげる」といった、“自己との対話”が大切です。

 では、「自分を愛する」ためにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法の1つは、「恋愛以外のことで、自分で自分を幸せにしてあげること」です。
常に自分の心の声を聞き、自分を受け止め、自分が幸せになることを叶えてあげましょう。
それができたときに心に余裕が生まれ、相手に求めてばかりではなく、与えられる人になるのです。

 結局、自分で自分を受け止められないから、相手に受け止めてもらって安心しようとしてしまうし、自分一人では幸せになれないと思い込んでいるから、相手に幸せを与えてもらおうとばかりしてしまうのです。

「自分を、そして相手を愛する人になる」というのは、人生において一番大切なことです。
愛せるようになることは、自分の成長につながり、それこそが「自分への愛情」とも言えるでしょう。

 愛せるようになったとき、同じ状況でも見えることが変わってくるし、あらゆる運命が動き始めます。

「愛されたい子供おばさん」から、「愛する大人女子」に、変わってみませんか?

子供おばさん……愛されることばかりを望み、結果的に相手から愛されない。
大人女子……自分を愛し、相手を愛し、結果的に相手から愛される。

Text/ひかり

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ライタープロフィール

コラムニスト・ひかり
コラムニスト・フリー記者。著作に『大人女子と子供おばさん』など。

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