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  • 2015.10.18

その人それぞれでいい!結婚式で「これだけはやりたくない」ということ

恋人の関係から夫婦になる時に「結婚式」というのが行われる。しかし、それが盛大に行われると祝う側も祝われる側もお互いに気を遣ってしまう事もしばしば…そんな「結婚式」というイベントについて色んな視点から、いま一度考えて『自分たちだけのやりかた』を探してみませんか?

やりたくなかった結婚式

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
by bob194156

 私たち夫婦は盛大な結婚式をあげなかった。
その理由は、他人の結婚式を見る度に「うわぁ、これだけはやりたくない」ということがたくさんあったからだ。今回はその具体例をお話しようと思う。

 一番やりたくなかったことが、なんといってもお祝儀の徴収。
当時、毎月20万円もらえるかどうかの契約社員だった私は、結婚式に呼ばれても給料の中から数万円もお祝儀に支払える余裕はなかった。

 長年の友人の結婚式ならまだしも、職場の人、かつ、あからさまに頭数合わせで呼ばれてしまった結婚式や披露宴パーティーでは「お祝儀や参加費を払える余裕がないので」とお断りすることもあった。その代わりに自分なりにできるプレゼントなどを渡していたのだった。

 一度だけ仲の良かった同僚の結婚式にはお祝儀「一万円」という小額で参加させてもらったことがあったけれど、終始申し訳ない気持ちで一杯だった。

「しきたり」、「制度」と言ってしまえばそれまでだけれど、なんとかお祝儀システムは「その人それぞれの経済事情にあった料金でOK!」くらいに設定してもらえると、もっとたくさんの結婚式に参加できることができたのにと思う。

 他にも「やりたくない」と思ったのは、 披露宴で新郎新婦がケーキをカットする際、参列者たちが2人を囲んで一気にシャッターを押す写真撮影大会。あれを初めてみた時はどん引きしてしまったのを覚えている。

 私は仕事柄カメラの裏側にいることが多いので、カメラのレンズを向けられることに非常に違和感を感じる。
いくら人生の晴れ姿であっても、ああも大勢にカメラのレンズを向けられ、それぞれのメモリーカードに私たち夫婦のケーキを切る瞬間の画像が残されてしまうことに、うれしさを感じられなかったのだ。
 結婚することになったら絶対に避けたいと思っていたこの催し。
ところが、私たち夫婦が居酒屋の座敷を貸し切って飲み会を開催した際、はからずもそれを体験することになったのだった。

 サプライズで幹事の友人が巨大ケーキを注文してくれていたのだ。まさか、もつ鍋が有名な居酒屋で、マカロンがちりばめられた洋風の3段ケーキが出てくるとは思わなかった!

 火花が飛び散る巨大ケーキがどこからともなく登場し、私たちの前に鎮座した時には、これまでお世話になっている私の友人や元同僚、上司たちが一斉に注目して携帯カメラを向けているではないか……。

 結果、なんだかその場の全員が一致団結して結びつくような空気が生まれ、お祭り感があって正直楽しかった。なにより、サプライズをしてくれた友人の心意気に感謝してジンときたのだった。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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