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  • 2015.07.26

女性が生きやすい社会のために私たちができる簡単なこと

世界にも日本にも、色々な価値観をもった人がいて当たり前なのに、日本の女性は未だに社会一般の昔からの価値観に縛られている側面も多いはず。そんな社会を少しでも変えるために、一人ひとりができることとは…

女性が生きやすい社会のために

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
Bridget H

 パリで生活していると、それはそれは様々な生き方を実践している女性がいることに気がつきます。

 たとえば、未婚の子持ちカップル、シングルマザー、同性愛カップル、結婚はしないと決めた人、離婚して子持ちでも恋愛を謳歌する40、50代それ以上の女性たちetc。子育ての方法についても、各家庭それぞれに方法があって、他人はそれについてとやかく言うこともそうありません。

 こうしたいろんな生き方をしている女性たちを目の前にすると、私は肩の力がぬけて、自分が好きなように生きたらいいんだなと気楽になります。

 もちろん、パリの女性たちがこうも好きなように生きていられるのは、社会がそれをサポートしてくれるからでもあります。

 一方、日本では「時代は変わっているのに、社会システムが変わっていない」というのは、みなさんご存知の通り。

 そして、あいかわらず「結婚はした方がいい」「子供は産んだ方がいい」「子供は3歳まで母親が面倒を見た方がいい」、仕事も子育ても両立するスーパーママが尊敬される等々、一般社会の価値観に支配されている女性が多いのではないでしょうか?
この「○○したほうがいい」という一般社会の価値観が、本当に私たちにとっていいことかどうかは関係なく、その価値観からはずれることは良しとされません。

 ああ、なんて生き苦しいんでしょう。これじゃ肩に力も入って疲れてしまいます。

 パリはパリで人それぞれ好きなように生きられる分、主張のはげしいわがままな人間が多く、それはそれでうっとおしいこともありますが、より人間らしい気がします。そもそも、人間なんていろんな人がいて当たり前だからです。

 もちろん、日本の社会システムが変わってくれることが女性たちの生きやすさの革命にもなるわけですが、私たちにも「女性が生きやすい」日本社会にするために、簡単にできることがあります。

 それは「 自分と違う生き方をする人を否定しないこと」です。他人の生き方や価値観を否定することは、自分の首をしめることでもあります。

 他人と自分の違いをまずは自分が認めれば、他人の目や、世間の基準を気にせず、少しは気楽に生きられる女性が増える社会になると思うのです。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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