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  • 2015.07.12

婚活って「10円ハゲ」ができるほど厳しいものなの!?

婚活は「女であること」の自分を選んでくれる相手をこの世から探さなければいけない壮大な旅。でも、疲れたら休憩してもいいし、つらいなら止めてもいい。あなたのペースで無理のない程度でいいのです。

就活のつらさ、婚活のつらさ

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
martinak15

「婚活」という言葉は数年で消え去ってしまう流行語で終わってしまうものだと思っていました。ところが「婚活」は盛り上がるばかりで廃れる気配はありません。

 私が5年前に婚活をしていた頃は「結婚にがっついている」というイメージでみられるような気がして、婚活をしていることは言いづらい雰囲気がありましたが、今では皆さん気軽にカミングアウトできるようになっているのでしょうか?

 たとえ婚活が一般的になって多くの人が実践していることだとしても「婚活のつらさ・大変さ」は何も変わっていないと思います。

 私は日本でも世界でも婚活をしましたが、婚活は就職活動以上にしんどかった記憶があります。まさに氷河期到来時の学生だった私は、マスコミ系というこれまた難関中の難関を目指していたので就職活動のしんどさもなかなかのものでした。

 就職活動時のつらさの原因は、大学という守られた社会から大海へ放り出されることがわかっているのに、乗り込む船が見つからない不安。そして、社会のどこにも属すことができない宙ぶらりんな状態への恐怖でした。

 最終的に私は「不合格通知」の書類に小さく手書きで書かれた「どこにも受からなかったら、うちにいらっしゃい」というメモによって奇跡的な就職をとげることができました(面接官の1人が私のことを気に入ってくれたのでした)。そしてテレビ制作会社というマスコミ業界の中の小さな海賊船に滑り込むことができました。

結婚の考え方は自分次第

 一方、婚活は「女であること」の自分を選んでくれる相手をこの世から探さなければいけない壮大な旅です。

 就職はまだ選択肢がある気がします。最初の選択に妥協があっても、また次がある可能性だってあります。もちろん結婚だって妥協やら失敗やらもちろんありますが、誰かの人生を巻き沿いにすることになるのでそう簡単ではありません。

 私たち女性は就職して社会に認められるように頑張って仕事をして…、それだけでも必死なのに、結婚適齢期とやらになると今度は「婚活」というプロジェクトが待ち構えています。
もし運良く結婚できたとしても、今度はまた「妊活」という自分たちの力ではどうにもできない壮大なプロジェクトだって待ち受けているのです。

 これじゃあ女性にとってあまりにも、荷が重すぎやしませんか?

 私は仕事がつらいうえに婚活が加わったことで、10円ハゲができたりと精神的疲労が身体に現れだしている女性を何人も知っています。もちろん鬱になって会社に行けなくなっている人もいます。

 世の中では「婚活」が当然のように語られますが、それくらい婚活は真剣にやればやるほどハードなものです。心身ともにボロボロになる危険すらあります。

 婚活のつらさは誰か受けとめてケアしてくれたりするかといと、結局は自分自身で過程も結果も受け止めなければいけません。

 もし婚活がうまくいかなかったからといって、あなたの人生が終わることも絶対にありません。だから疲れたら休憩してもいいし、つらいなら止めてもいいのです。そのことをぜひ心にとめて、あなたのペースで無理のない程度で婚活することをオススメします。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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