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  • 2015.06.28

結婚するとできなくなること〜自分だけの時間編〜

結婚するまでは、毎日彼氏と一緒にいたいと思うけど、いざ結婚してみると、やっぱり自分一人の時間が欲しい…。でも1人の時間を楽しんでばかりいると、やっぱり彼との時間が欲しい…。1人の時間も2人の時間もそのバランスが難しいんです。

結婚しても1人の時間は大切?

中村綾花 AMパリ支局がお送りする 結婚と幸せの方程式 フランス 純愛
kaizen.nguyễn

 私は結婚するまで自分を重い女だと思っていました。相手とは四六時中一緒にいたい方で、メールの返事が来なかったり遅れたりするだけで胸にがっつり穴が開いてしまうような空しさと焦りを感じていたからです。

 ところが、結婚して旦那さんと四六時中一緒にいられる状況が毎日続いている今、いかに1人になる時間が大切かということに気がつきました。
四六時中一緒にいてみると、さすがに夫婦の精神環境に良くないのです。
まさか自分が「1人の時間が大切」だと思うなんて夢にも思いもしませんでした。

 というのも、 朝も昼も夜も同じ空間にいると相手のことを尊重できなくなるからです。彼と私が在宅仕事なのでいつでも一緒にいれてしまうという特殊な事情があるからではありますが…。

 気がついたらなんだかよくわからないけど居心地が悪い。そして、だんだんとその居心地の悪さが機嫌の悪さとなり、その機嫌の悪さを相手に伝えてしまい、ちょっとしたきっかけでケンカが勃発してしまうこともよくあります。

 相手を尊重する余裕があれば、自分の機嫌の悪さを相手にぶつけないように気をつけることだってできるんですが…。

 そんな時は「あ、一緒にいすぎてるサインだな」と思って、1人カフェや図書館にふらっと出て彼と離れ、気分転換するようにしています。

結局消えない「寂しい気持ち」

 ふと、独身時代にしていたけれど結婚してからあまりしなくなったことを思い出しました。それは、1人ファッションショーです。

 好きな音楽をガンガンかけて、最近着ていなかった服をかきだして、勝手気ままに着ては鏡の前に立ち、脱いでまた着替えての繰り返す…。

 ただ自分のためだけの何ともない習慣だったのですが、1人だからこそ何も考えずに没頭して自分のためだけに楽しむファッションショーは、明日を生きるリフレッシュ儀式だったような気がします。

 ただ、こうして1人で楽しんだ後、ふと1人ぼっちであることに気がついて寂しくなることもよくありました。

 1人の時間を楽しんだあと、1人であることに気がついて寂しくなる。結婚していても、1人ファッションショーができてないことに寂しく感じてしまう。

 結局、結婚してもしてなくても「 寂しさ」は消えるわけじゃない、ということも知りました。

 私たち夫婦のように四六時中一緒にいることで、相手への尊敬が薄れてしまう人もいれば、一緒の時間を過ごせなさすぎて心が離れてしまうという夫婦もいると思います。

 結婚生活は1人であることと2人であることの両方のバランスをうまくとらないと、壊れてしまうものなのだろうと実感しています。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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