美醜よりも、周りを巻き込むアクティブなエネルギーが現代のモテ/『官能教育』著者・植島啓司さんインタビュー(3)

美人じゃないのになぜかモテる?人類学者が語る、今モテるために必要なこと


『官能教育』を出された植島啓司さんに女性の不倫、そして愛についてお聞きしました。
「女性は性に関して罪の意識を感じるように教育されている」、「生物学的に、浮気において男女に違いはないのかもしれない」など人類学者の植島さんならではのお話に注目です!
第一回目「セックスとは性行為ではなく相手を受け入れること」、第二回目「不倫したいという願望は誰にでもある?」も合わせてどうぞ。

四十代でも肉食女性をめざせ!

植島啓司 官能教育


─『官能教育』の中に出てきた植島さんの知人である肉食女性のUさんが羨ましいなって思っていて。
(※Uさんとは今でも現役で素敵な恋をしている四十代の肉食女性)

植島啓司さん(以下、敬称略):Uさんすごいよね(笑)。
UさんとUさんの旦那さんとで3人で飲んだんだけど、旦那さんはすごくカッコいいんですよ。

─羨ましいです。どうやったらそうなれるんですかね?

植島: Uさんはそんなに美人というわけでもないんだけど、なんとなくセクシーで魅力的なんですね(笑)。

―最近聞く年下の素敵な男性と結婚した女性ってみんなそういう感じですよね。
美醜というよりは、湧き出るようなエネルギーがあるというか。

植島:Uさんの周りの女性もみんなエネルギー系の女性だね。
誰も結婚してなくて、子どもも産んでなくて、40代まで仕事していて元気。
それでいて恋人もたくさんいる。

―いいですね。

植島:「結婚したのは私ぐらい!」ってUさん言っていたから。
自分に何か欠けたものがあるとくよくよ思っている人はどんなにキレイでもモテないんだと思う。あまり魅力を感じないというか。
たぶん、男性の方もすごく楽しそうな人を見つけたらついていきたくなるんじゃないですか(笑)。

―男性もそう思っているんですね!

植島:男性も絶対そう思っている!

―将来的にそうなりたいですね。希望が湧いてきます。

幻冬舎担当:20代の若い期間なんて本当に短いし、あとの若くない女として過ごすときに何を目指すかがずっと大事だと思うんですよね。

植島:20代が一番しんどくて、やっぱり振り返ると楽しくないしね。
あと、Uさんは、どうしてこんなに大きな態度が取れるんだろうって思っちゃうぐらい男性に対しての態度が大きいんだよね(笑)。
もちろん隠れた配慮も忘れないけれど。

―20代に浸透しているモテテクとは真逆ですね。
今後、魅力的な女性像はそうなっていくと思いますか?

植島:その方向に変わっていくと思いますよ。
アメリカやヨーロッパなど海外でモテる女の子ってみんなアクティブな子ですよね。
海外ではシーンと大人しくしていて声をかけられるのを待っているような女の子っていないから。

 ただ、段々と男女が平等になっていいけど、女性もそれだけの義務や責任、自分がまわりを豊かにするようなものが必要になってきているわけです。
男女が平等になるということは社会的にはいいことなんだけど、女性の負担も増えるので、そこは自覚しなきゃいけないかもしれません。