頑張りすぎない家庭料理を演出!男を絶対掴む豚肉の生姜焼きレシピ(2)

恋愛料理研究家の大瀬由生子です。
第一弾は、定食屋でも人気メニューの1つである「豚肉の生姜焼き」です。
(プロローグ「料理研究家が教える、彼の胃袋を掴む心得(1)」もあわせてどうぞ!)

男って、基本、白めしに合う、ごはんのおかずが大好き!
とくに生姜焼きは、醤油の濃~いタレに絡んだ肉をガツガツ食べたい!という男の願望をかなえちゃう!
しかも、家庭料理の中でも、ハンバーグや唐揚げみたいに面倒じゃない!
タレにつけ込んだ肉を焼くだけという簡単メニューなのに、男心をくすぐるって嬉しいよね。

あ、言っとくけど、くれぐれも、頑張りすぎた料理はダメよ。
愛情のスパイスを盛りすぎると、重い女と思われてしまい、逆効果!

さりげなく作った(実際には必死で作ったとしても)ようにみせるのがポイントです。

「男心を掴む 豚肉の生姜焼き」

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【材料】(2人分)
豚ロース薄切り6枚
生姜のすりおろし大さじ1
漬け汁A(醤油大さじ1 みりん大さじ1 酒大さじ1)
サラダ油小さじ1
付け合せ:キャベツの千切り、ミニトマトなど

【作り方】
①肉は一枚ずつ、赤みと脂肪の間にある筋を5~6箇所切る。
②バットに生姜のすりおろしと漬け汁Aを混ぜ合わせて、①を一枚ずついれて、5分ぐらいつける。
③フライパンにサラダ油を入れて、中火にかけ、温まってきたら②を一枚ずつ広げて並べる。
④肉の色が変わったら、菜ばしで裏返し、両面を焼く。残った漬け汁を加え、全体にからめる。
⑤皿にキャベツを盛り、そこに肉をのせ、ミニトマトを飾る。
⑥フライパンに残ったタレを肉にかける。

胃袋を掴むポイント

生姜と醤油の香ばしい香りと、ジュージューと焼ける音で、食べる前から胃袋の掴みは準備OK
家庭料理を演出するためには、シンプルなお皿にシンプルに盛り付けるのがポイント。
付け合せにはレタスより千切りキャベツ(最近はスーパーで千切りしたものが売ってるし)
そして赤いトマトをヘタをとらずに(ヘタのグリーンも彩を添えるので)盛り付けます。

「ビタミンB1が豊富な豚肉は、夏バテ気味の疲労回復にもバッチリなんだって」と、さりげなくひと言付け加えて、 「貴方の体のことを気にしているのよ」という気遣いがあることをアピールできたら、完璧!

チラチラと家庭の香りを見せながら、幸せの記憶を思い起こさせて……
こいつと結婚したらこんな毎日が送れるかもな~なんて錯覚してもらえれば、一歩前進!

前進するにはチラチラが大事。
どっぷりお母さん的存在になってしまうと、男は、他に女作るからね~(笑)
頑張りすぎず、チラチラと……ま、料理も恋愛も、さじ加減が大事ってこと!

Text/大瀬由生子

プロフィール

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大瀬由生子

料理研究家、テーブルコーディネーター、フードコーディネーター、レストランプロデュースなど、食に関してさまざまな顔を持つプロフェッショナル。
おいしい野菜の食べ方を研究する「Vege Labo(べジラボ)」の代表。
“恋愛は、食でもっと楽しくなる”をモットーに忙しいAM読者たちに簡単でおしゃれ、さらに健康的なフードを届けていきたいと考えている。
著書は、『たっぷり野菜のヘルシーレシピ』(東京書店)、『もらってうれしいチョコレート』(ブティック社)など多数。 身近な食材で作る簡単で見栄えのする料理、さらにどんな料理でもオシャレに見せるテクニックは必見!AMブログのほかにON・table「おいしい幸せ♪」 も運営。
大学生の母としてのやさしい一面も。

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