撃沈! はじまる前に終わった恋
前回までは、読者の方が「失恋のショックで思わずしてしまったこと」を紹介してきました。
しかし、これらは「フラれる」というメインイベントの後に行われる二次会のようなもの。
一次会の盛り上がりによって二次会のノリも変わってくるように、やはり失恋の本丸である「フラれた瞬間」にこそ、その悲劇の根は横たわっていると言えます。
そこで、「失恋 珍プレー好プレー集!!」の後半戦では、「私が経験したかっこわるいフラれ方」を女性のみなさんから募集しました。“フッた側”の男性の気持ちも考えながら、ご紹介していきましょう。
今回は、お付き合いすることなく、告白の時点でフラれてしまった場合。
出鼻をバッキボキにくじかれる「恋の出オチ」パターンです。
たとえば、こんなエピソード。
しょっちゅう2人で出かけるような仲のいい相手がいたのですが、半年経っても進展がない草食系の彼にがまんできず、意を決して私から告白。
すると、「仲良くなりすぎちゃって、もう異性として見れない」と言われ撃沈……。
しかも人づてに聞いたところ、以前は私のことを意識してた時期もあったのだとか。
じゃあどのタイミングならよかったんだよ! と、今も悔やんでも悔やみきれません。
気を持たされてからの「実は違った」のケースです。
仲のいい期間が半年あっただけに、ハシゴをはずされたがっかり感もひとしおですね。
「男は狩りをする生き物だから、最初に“異性”として意識させないと恋愛対象にはなりません。
一度“友達”になってしまったら、恋愛に進展させるのは難しいですよ」
……とかなんとか、私が男性を代表して言い切ればいいのかもしれません。
でもほら、最近「女の○○は××の影響」とか「男は○歳までに××してないと△△がある」とか断言すると、「あるあるネタ」レベルのこと言っただけですげー叩かれるじゃないですか。
サブカルまわりのジェンダー、超おっかないじゃないですか。
テリブル、テリブル(「くわばら、くわばら」みたいな感じで)。
それに、これについては実際問題、男性の恋愛感覚も変わってきているので、「そういう人もいる」としか言えないのが現状ですよね。相手が単に草食系なのか、それとも本当に自分に気がないのか、判断はとても難しいと思います。