感じているフリはやっぱりダメ!本当に気持ちいい場所をあててもらう方法

感じているフリをしています

今週も読者の方からの質問にお答えします!

セックス中に前戯をされている時、気持ちいい時もありますが、気持ちよくない時が多いです。舐められている時でも無表情でいられるくらいの時もあるのですが、それだと盛り上がらないので感じているフリをしています。でも感じているフリをしていると、次のセックスでも同じことをされます。感じてない時はどうするのが正解なんでしょうか。

やっぱり演技はダメ

この連載で何度かお話ししたことがあるのですが、相手がしてくれている愛撫に対して、気持ちよくないのに気持ちいいフリをしてしまうのは絶対にやめた方がいいです。質問者の方もおっしゃるように「なるほど、ココをこうすれば気持ちいいわけですね」と学習させてしまうので、次回以降も必ずしてくれるようになります。気持ちよくもないのに毎回演技しなければならないくなるし、本当に気持ちよくなれるやり方には永遠に辿り着いてくれないしで、ひとつも良いことはありません。

しかも、演技で声出したり体くねらせたりしている時は、演技クサくならないよう気にしてしまうので、自分が気持ちよくなるための集中力を演技力に使ってしまっています。

だから、愛撫してもらう時には演技するのをやめて、本当に気持ちいい時には少しだけ割増しで声や体の動きで反応するといいですよとおすすめしてきました。

完全無反応であれ!とは思っていません

しかし実際のセックスでは、演技をしないつもりで臨んでも、相手を喜ばせたいとか嫌われたくないとかいう気持ちが強く出てしまうんでしょうね。せっかく頑張ってくれている愛撫に対して無言で応えるのは申し訳なく思ってしまいます。無言でいることで気まずい空気になることに、自分自身が耐えられなくなってしまう人もいると思います。なので「快感を感じていなければ完全無反応」は意外と難しいです。というより、私も完全無反応であれ!とは思っていません。

それから、感度の高い場所に触れられたらすぐにアンアン声が出て反応できるほど気持ちよくなれるかというと、そうでもないんですよね。クリトリスのようなかなり敏感な場所でも、最初のひと舐めから鋭い快感を感じる人もいるけど、数分間舐めてもらってやっと気持ちよくなる人もいます。

気持ちいい場所にパートナーの指や舌が当たる瞬間まで無言で待って、いい場所に当たったら瞬間的に「あん!」と金属探知機のように反応するのはそりゃ無理ですって!