セックス用の潤滑剤は彼にお願いして使うものではない。女性の膣と濡れ方

彼が潤滑剤を使いたがらない

今週も読者の方からの質問にお答えします!

最初はよく濡れるのですが、回数を重ねるうち濡れなくなってきます。潤滑剤を使おうと彼に相談していますが、彼が使いたがりません。私は痛みはないのですが、彼が必死に愛撫して濡らそうとしている姿が何だか申し訳ない感じです。どうしたらいいでしょう。

私がこの連載で読者の方から質問や感想をいただくようになり初めて知ったことがあります。それは、セックス中の潤い不足で悩んでいる女性は本当に多いということです。加齢によって濡れにくくなると聞きますが、年齢に関係なく若い女性たちも潤い不足で悩んでいます。最近ではデリケートゾーンのケアが流行になっているので、セックスでの潤い不足が珍しくないことや、潤滑剤というお助けアイテムがあることが知られていることはとても良いことです。

当たり前に堂々と使っていいです

でも、いつも気になってしまうのは「潤滑剤を使おうと彼に相談」「使ってもらう」という言葉です。潤滑剤を使うのに相談?使ってもらう?潤滑剤を使うことは自分の体を守ることなので、使うか使わないかは相談することではないし、ましてや使ってくださいと相手にお願いすることではないんじゃないかなと私は思っています。濡れにくさを感じたら「今日は濡れにくいみたいだから塗るね」と自分で必要な量をパパッと濡ればいいですし、挿入中に潤い不足を感じたら「注ぎ足したいからちょっとだけ待ってね」と結合部分に垂らしたらいいと思うんですよね。自分の体を守るものとして、コンドームと同じように当たり前に堂々と取り出して使って欲しいです。

もちろんセックスするパートナーの気持ちも大事にしたいですよね。潤滑剤を使うことで傷つけたくはないですから。女性の潤いに関する知識がない人の中には、潤滑剤イコール男性の実力不足だと思っている人もいて、女性の腟を濡らすのは男性の役目だとか、気持ちよければ必ず潤うはずだとか、男性の勃起のように興奮すれば濡れるはずだと勘違いしているようです。そういう誤解のあるまま潤滑剤を使うと相手もびっくりしてしまうので、最初に使う時には説明してあげることも必要です。

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