熟女と呼ばれる女になる秘訣?/『はじらい熟女 八人の美肌』(前編)

熟女と呼ばれる女になる秘訣?

はじらい熟女 八人の美肌 雨宮慶 フランス書院 大泉りか
by Miss Leatherchrissy

 いつの間にやら男性の大好きなコンテンツとしてメジャー化した『熟女』
しかし、アラサー女性の多くは『熟女』と呼ばれることに抵抗を感じていると思います。褒め言葉だというのはわかっている。
けれども、「おばさん」だと言われているようで、自分の中の女が傷つく。

 が、しかし、年を取っていくことは誰しもが受け入れなくてはいけない事実です。
そして、年を取った女がなんと呼ばれるかというと、『熟女』の他では『おばさん』『大人女子』『美魔女』。
では、この中で何になりたいか、というと、『おばさん』は論外だし『大人女子』も『美魔女』もどことなく痛々しい。
となると、やはり『熟女』しかないワケで……。
と考えると、「わたしなんて、もう熟女でいいっすよ!」と投げやりな気持ちになりそうですが、お待ちください。

『熟女』が『30歳代から50歳代の、成熟した色気の漂う女性』(デジタル大辞泉より)である以上、自分で『熟女』と自称するのは、男性が自分を『ナイスミドル』と自称するのと同じく少しおかしな話かもしれません。
『熟女』足るには『熟女』と認められなければならぬ! というわけで、今回ご紹介するのは、雨宮慶さんの『はじらい熟女 八人の美肌』(フランス書院)。
様々な熟女をヒロインに於いた八篇の短編集の中のひとつ、『熟女の口は嘘をつく』から、『熟女』と呼ばれるためには、何が必要かを探っていきましょう。