「わんこそば」のあとに富士そばを食べたいか?

男性の立場になって考えればわかりやすいはず。
ミカコちゃんの生まれ故郷は「わんこそば」がソウルフードなんですけどね。わんこそば100杯食べた直後に、富士そばのコロッケそばが美味いって話題を出されても、ピンと来ないのです。東北新幹線に飛び乗り、盛岡でわんこそば体験していただければ、セックス直後に次回デート約束を急かすことがどれだけ無茶振りか、身をもって実感できるはず!

ここまで読んで、「私は次回デートの約束を急かしていないにも関わらず付き合えていない」と感じている女性もいらっしゃるかもしれません。確かに、次回デートの約束は急かしていないのでしょう。でもね、間接的に「次回デートの約束を締結させたい女心をお察しください」ってサインを送っているんじゃないかしら?

たとえば、メシ食って酒飲んでセックスしてラブホ出てバイバイした数時間後! こんなLINEを送っているのでは?

「今日はごちそうさまでした、チーズタッカルビ美味しかったね。また飲みましょう」

この文面は、ミカコちゃんに言わせりゃ「急かし」以外の何物でもありません。なぜならば男性側は、チーズタッカルビの礼にかこつけて、「次はいつ会える?」とか「私たちってどういう関係?」とか必死で追いかけてくるだろうと、警戒心でいっぱいになっているからです。

付き合う前にヤッたのに付き合えている女性たちは、お礼LINEを送りません。「ご馳走になっておきながら礼を言わないのは人としていかがなものか」ってツッコミはごもっとも。そのぶん、食後もしくは飲酒後にきっちり礼は述べているでしょう。

お礼LINEを送らないだけでなく、男性側からLINEが来るまでは、彼女たちからLINEすることはありません。彼女たちは知っているからです、オトコという生き物は、ヤレるオンナをそう簡単に手放したりしないものだと。

余裕をもち、向こうが「空腹」になるのを待つ

一方で男性側には「拍子抜け現象」が起きる頃でしょう。お礼LINEにかこつけて「次はいつ会える?」とか「私たちってどういう関係?」とか必死で追いかけてくるだろうと思いきや、追いかけてこないのですから。

追われると逃げたくなりますが、追われなければ逆に追いたくなるのでしょう。その背景には「お付き合いを急かさないオトナの余裕がある女性」という安心感があります。結果、久しぶりにLINEしようって気分になるのでしょう。

わんこそば100杯食べても、1ヶ月も経てば富士そばに入ってコロッケそば注文する気分が高まってきます。その「空腹期間」の必要性を、付き合う前にヤッたのに付き合えている女性たちは知っているのでしょう。

以上を踏まえ、結論です。付き合う前にヤッちゃった場合は、お礼LINEほか一切こっち発信の連絡はガマンしましょう。逆からいうと、LINEをガマンできない女性は、付き合う前にヤッちゃあかんってことです。