痛みの向こう側には、ご褒美的な快感がある

初めてセックスしたときには、性交痛に見舞われました。敏感なところの粘膜の擦り合いですもん、そりゃ痛いです。でもその痛みが快感にかわるんだから人間って不思議。
大きい入れ墨のある友人も、「彫りはじめは痛いけど、だんだん痛みが気持ち良さに変わるんだよね」って言ってました。ボディーピアスもこれに近いものがある気がします。痛いんだけど快感で開けた後はなんか気分も爽快……でどんどんピアスホールが増えていく。

話はそれましたが、子宮の入り口にある「ポルチオ性感帯」で、「奥イキ」したことが無いという話をよくバイブバーにて相談されます。

今では私も奥イキできるようになりましたが、やはり最初は痛かった……その痛みといったら、痛くて思わず腰が引けちゃうほど。ポルチオ性感帯は普段は触ることのない場所ですし、体の中のデリケートな場所を突かれたら、そりゃ普通に痛い。
でもいつからか入れ墨やピアスのように痛みの向こう側にたどり着いて、痛みが快感にすり替わったんです。

ポルチオ性感帯でイクというのは、目の前にフラッシュのような光が見えるような……まばゆく、楽園にいるかのような幸福感に包まれ、深い快感が怒涛のように押し寄せてくる。そんな感じです。そして子宮は快感と共に下に降りてくるというから、なんともミステリアスな臓器です。

そんな命を生み出す偉大な臓器「子宮」は時に精神を不安定にさせ、痛みをもたらし、試練を与えてくると同時に最高の快感と、子を授かる喜びも与えてくれます。
こんな「子宮」と共に苦楽を乗り越えた先に、成熟したタフな女が形成されるのでしょう。だからおばちゃんってメンタル強いから(笑)。

体内にこんな神秘的な臓器を持っているのだから女性って偉大。ポルチオ性感帯はまさにその子宮からのご褒美的な深い快感が得られる性感帯なのです。

開発してみたい人はグッズを使うのもおススメですよ。何を使えばよいのか分からないという方はバイブバーへ相談に来てください。

今回は「子宮と私」について書かせて頂きましたが、次回は「コンドームと私」について書かせて頂こうと思います。