「夢のようなセレブとの交際」か「私にはない性癖を受け入れる」か。私が出した答え

こんにちは、ワイルドワン広報部のYukaです。
前回は「トレーニングと私」について書かせて頂きましたが、今回は「サド男爵と私」です。

こいつヤバイ…と思ったサド男爵との出会い

縄で緊縛されている女性の画像 Pixabay

彼に出会ったのは、ロサンゼルスにあるお気に入りのヴィンテージ風アメリカンダイナーでした。お店のドアを開けて中に入ると、4人掛けのソファー席に一人で座ってた彼がコチラを見るなりすっと立ち上がり“起立”したんです。
「えっ!」と私は思わず後ろを振り返ったんです。待ち合わせの誰かがいるのかなと。でも背後には誰もいません……「あぁなんかヤバい奴」と即座に思い、離れた店外の席に腰掛けました。

そのお店に行くと必ず食べる、お気に入りのバナナパンケーキをオーダー。お腹がめっちゃ空いていたんで、フォークを持つ手が思わず『グー』の握りになっちゃうくらいの勢いでがっついて食べていると……ん、背後に違和感……?

そうさっきの「起立男」が私の背後で携帯片手に会話しているじゃないですか。

「あーさっきの変な奴だ」と思いつつパンケーキをコーヒーで流し込み、さっさと会計を済ませようと席を立ったら、すれ違いざまに「起立男」が「You had your hair cut!(髪の毛切ったの!これ素敵な髪型だね!的な意味もあるようです)」と声を掛けてきました。

これカツラだよ!(その日私は真っ赤なショートヘアーのウィッグをかぶっていた)

起立男

何かの撮影だったの?

え? ただのオシャレだよ

起立男

そうなんだ……えっと今度、よかったらお食事に行きませんか

明日日本に帰るから無理

起立男

今夜は時間ないかな……?

そう、ただのナンパだったのです(笑)。

ひょろっと背が高くてロックンローラーのようなサングラスをかけた彼。どこか弱気な感じで今までに付き合ったことないタイプだったんで面白いかな? まぁいっかと思い、その夜、食事に行く約束をして別れました。