桐谷ヨウさんの回答
いきなりで申し訳ないですが、「賢者モード」というフレーズをご存知でしょうか? 殿方が発射完了後に「ヌケガラ」になってしまう現象のスラングです。
これの逆だと考えてくだされば分かりやすいです。セックスする前は「脳内勃起状態」、つまり「頭が充血してパンパンになっている」のです。
正気じゃないので、目の前の女の子がたまらなく可愛く見える。ヤりたい気持ちを愛のように錯覚している。シラフじゃないので、彼にとってはそれがハンパないリアリティーを持って押し寄せているわけです。
とはいえ自分に対して「近づきたい」と思わせることに成功しているわけですから、「もう一度会いたい」と思わせられれば、あなたの勝ちです。
服部恵典さんの回答
童貞なんでよくわかんないんですけど、いろんな「好き」がミックスされているとはいえ、「抱きたい!」っていう瞬間は、本当に割と好きなんです。思ってもないのに「愛してる」と言えるほど、男はおちんぽサイコパスじゃありません。
僕の研究対象がAVだからこそ、逆にそう思います。
AV男優って、「愛してもいないのにセックスする男」の権化のように思われていますが、一流のAV男優ほど、一人ひとり目の前の女性の良いところを見つけ、瞬間的に“本当に”好きになり、愛をこめてセックスしていると語っている印象があります。それこそ、一徹さんなんかは特にそうですね。
なお、セックス後の賢者タイムに「愛してる?」と再確認する戦法はおすすめしません。焼肉食った直後に「家系ラーメン好き?」と尋ねて「今はちょっとやめて……」って答えが返ってきても、それで即、家系ラーメンが好きじゃないことにはならないですよね。それでも「愛してる」と言える男は、単に賢者タイムを脱しただけか、おちんぽサイコパスです。